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子供が変わってくれないと思ったとき、親にできることは何かを考える

子育ての悩み

子供のこと、家庭のことを優先しがちな世の中のお母さん方!今日は「まずは自分に集中する」ことについてお話してみます。

これができるようになると、自分の機嫌は自分でとれるようになりますし、イライラも減ります。なにより家庭も明るくなります。どうやって?それではいってみよう。

子供が変わらないのはあなたが変わらないから

「いや~!そうは言っても子供のことでイライラしてるのにそんなこと出来ません!」てあなた。でもやるんです。あなたが変わらなければ子供が変わることはほぼありません。

変わる場合もありますよ?例えばスマホばかり、動画付けの毎日、やる気のない生徒。そんなときに現れたものすごく情熱的な教師。その人が真摯に向き合い子供の気持ちを変えていく・・的な・・そんなどんな確率やねんみたいな。昭和の青春ドラマみたいな(どれやねん)

そんな教師が早々に現れる可能性は低そうなので世の中のお母さま方、あなたが変わりましょう。
そのほうが速いと思われます。

ただ多少時間はかかります。「私は変わったのに!子供は全然変らない!」と焦ってイライラしたら元通り。下心なく子供を見守ることがめちゃくちゃ重要になります。下心無くすの難しいですよね!
そこは努力が必要ですが、下心なくなると思春期の子育て結構楽になります!

「自分に集中する」とはなにか

こちら色々と意見もあるかと思いますが、なにより私が思うのが「自分の気持ちや欲求に素直になること」が大切だということです。

節約のためにちょっとしたお菓子を我慢した。本当はカフェでコーヒーをゆっくり飲みたいけれど、コンビニのコーヒーで済ませた。本当は違うのが食べたかったけどランチをみんなと同じものに合わせたなど。日常のなかにたくさんちいさな我慢を積み重ねていませんか?

分かりますよ・・この給料が上がらない世の中で物価高はどんどん進み、節約を強いられ、「おい日本これオカシイやないかーい!!」なのは・・

例えば今日のお昼は何を食べたいだろう?と自分に問うこと。そして食べたいものを食べることで自分を満たしてあげること。こんな小さいことで大丈夫です。小さいことをできる範囲で積み重ねてみてください。そして自分を大切にしてあげてほしいのです。

これを機に何をしているときの自分が満たされた気持ちになれるのか、今の自分は何がしたいのか を考えてもらえたら嬉しいです。

自分の機嫌は自分でとる

子供にイライラすることはあります。ゼロにはなりませんがその波の振れ幅を小さくして、最終的には「子供がどうしていようと、そこまで気にならなくなる自分でいられるようになる」ことが目標になります。

子供にイライラしたときも、夫にイライラしたときも、外で何かあったときでも、人に自分の機嫌をとってもらうことはやめましょう。「かまってちゃん」は終わりにしましょう。

これは「あなたが全て受け入れて我慢をしろ」ではありません。不満や嫌なことは相手に伝えたら良いのですが、「私はこういう理由でこれはしてほしくない」や「これがあるからこうしてほしい」とはっきり伝えてぐちぐち引きずらずに終わらせる。これが大切です。

人に自分の機嫌を取ってもらおうとする人は多いです。でも正直そういう人って面倒ですよね。
他人に自分の機嫌をとってもらおうとしない。自分の感情は自分でコントロールする

これを意識するとイライラはぐっと減ります。

不機嫌は暴力 と知る

先ほどの話とつながりますが、不機嫌をまき散らすことはやめましょう。
例えばイライラして家族に嫌味を言ったり八つ当たりしたり、ドアをバーンッと閉める、お皿をガンッと置く、音で怒りを表現することは相手や家族をヒヤヒヤさせる行為です。

これは私の実体験ですが、私の母親は子供のころに度々夕食時に怒っていて、「誰もご飯準備手伝わない!気づいて自分から手伝って!」とお皿をガンガンとテーブルに置いて、びくびくしながら食事をしていた記憶があります。食事を作ることが嫌いだったのだと思います。(宇宙食みたいなので食事が終わればいいのにとよく言っていました。宇宙食に失礼

高校生くらいの時にイライラしている母親に向かって「手伝ってほしいなら言ってよ!」と言い返したら「分かるでしょ!気づけ!」と怒鳴られました。

そんな私は「一歩でもお母さんから遠くに離れたい」と母に言って高校卒業後に800キロほど離れた大学に進学しました。とにかく家を出たかった(今は仲良くしていますよ)

しかしこれ過去の私もやっていたんですよ‥「私のイライラを分かってよ!キーッ!!」みたいな。
そして喧嘩になったときに「私の気持ちを分かってよ!」と言ったら夫に「俺は まつははじゃないから まつははの気持ちは分からない!」て言い返されました・・「察しろ」の押し付けすごかったと思います・・

不機嫌をまき散らしたり、音で相手に怒りを分からせようとすることは精神的な暴力です。心当たりがあるかたはすぐにやめましょう。

母である私と子供の体験談

私もすぐにイライラしている母親でした。夫は私の機嫌をうかがうのがライフワークになっていました。そして子供のことで悩み、怒り、子供は度々嘘をつくようになりました。それが本当に呼吸をするように嘘を言うのでまたブチギレて怒るという・・そしてまた悩む。負のループ。あの時は家族でしんどかった・・

そして自分のなかで色々と考えを変え、結構な時間と努力をしつつ、完璧ではないものの、かなり安定した自分、自分の気持ちを自分でコントロールできる状態になってしばらくしたときに長男がふと、

「お母さん、前みたいに怒らなくなった。今のお母さんのほうがずっといいと言いました。
嬉しかったですよ。それからは嘘も激減し、本当に彼の笑顔が増えました。

でもやっぱりイライラして小言を言うこともあります。先日私が長男にグチグチ言ってしまったときに言われたのがこの言葉。

「僕は勉強のこととかで怒られたりするのは、まぁ仕方がないかなと思ってる。気持ちも分かる。でも他のことで怒られることに対しては納得してないし、それに関してイライラされても困るから」

おおお~っとなりました。これだけはっきり言ってくれるようになって嬉しいです。

おすすめ口ぐせ3選

ここでは私がイライラしそうになったときのオススメ口ぐせをご紹介します。

「ラッキー」
「どうせうまくいくから大丈夫」
「ま、いっか」
ひとつずつ解説します。

ラッキー

結構なんでも「ラッキー」と言うようにします。例えばうちお盆休みに家族全員コロナになったのです・・うちの長男は受験生。私が意識して言っていたのが「ラッキー!この夏期講習も無い期間になっておいてよかったー!」「これで免疫つくね!」です。一瞬「ああ・・勉強遅れちゃうのかな」とかいろいろ思わなくもなかったですよ??しかしそれはそれ。

そうではない状況でも「ラッキー」と設定するとラッキーな理由が浮かびやすくなります。

どうせうまくいくから大丈夫

これは他の方が実行されていたのを真似しています。「大丈夫、絶対うまくいく!」だと心のどこかで「うまくいかないかも・・」が出てくるので「どうせ」をつける。「どうせうまくいく」そうすると力が抜けて本当に大丈夫な気がしてきませんか?

ま、いっか

これは何かあったときに一旦このセリフを言ってみるようにしています。
「なんも良くないわー!!」みたいな気持ちになってもぼそっと言ってみます。良くなくても言うという荒業。良い意味の諦め感だしていきましょう!

番外編 その場を離れる

イライラしたら、その部屋を離れてください。少し落ち着くことで変化が出てきます。
ただこれは過去の私には難しい方法でした。ついついその場を離れることができず、感情のまま責め立てていました。これができるようになるにも練習が必要かもしれません。

おわりに

今回も長くなりました(-_-;)ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。

何かひとつでもお役に立てることがあったら嬉しいです。

過去の私は本当に外面の良い家ではイライラ怒ってばかりの母でした。自分が家族のなかで1番ツライと勝手に思い、それを分かってほしいと、私の思い通りに家族に動いてほしいと強要していました。

今の私が全くイライラしないわけではありません。しかしその頻度も度合もかなり減ったことは間違いありません。私ですらイライラ沼から抜け出せたので、あなたにもできます。

時間はかかりますが、今日からできます。ぼちぼち進んでみませんか。

 

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matuhaha

思春期男子ふたりの子育て中。
信頼して待てる母になる!まつははです。
特に思春期を迎えたお子様をお持ちの悩めるお母さん向けにブログを始めました。
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