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「子どものためを思って言っているのに、全然分かってくれない」ときにできること

子育ての悩み

「あなたのためを思って・・」

「本当は言わないほうがいいと思ったんだけど・・」

思ってしまいがち、言いがちなことかなと思います。

今回はそんな「子どもためを思って」一生懸命頑張ってらっしゃるお母さん方へ伝えたいことです。

「あなたのためを思って」に隠れる下心に気づこう

この言葉の裏側に何があるのか。ご自身でわかっていらっしゃる方も多いと思います。

それは何よりも

「子どもを思い通りに動かしたい下心」

これがあります。ありません?

勉強のこと、進学先のこと、入る部活ができれば運動部であってほしい、友人関係、その他諸々。

言いたいことはたくさんある中で「お母さんはあなたのためを思って言ってるんだよ」

これを言うことで一気にその言葉が何だか良いもののように変換できてしまいます。

その言葉の裏側には「親の見栄」「世間体を気にする心」など「子どもを自分の思い通りにコントロールしたい気持ち」があります。

ある程度成長し、自分の意志をもった我が子をコントロールしようなんて、トラブルに向かう可能性があるということは誰しもがわかることでしょう。

では、それでも思い通りに動かしたいと思ったとき、親ができることは何かを考えていきたいと思います。

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大前提として「変えられるのは自分だけ」ということに気づこう

「あなたのためを思って」という言葉は、良いことを言っているようで相手の首を絞めるような言葉です。

というのも言われた相手は「自分のことを色々思って言ってくれているのだ」ということは感じるからです。

「うるせー!」等、反発できるならむしろ大丈夫だと思いますが自分のことを一番に考えてくれている親が言ってくれていることだと真剣に受け止める場合、子どもを苦しめていることになります。

これは職場の人や自分の周りの人も同様で、こんなことを言ってくる人とは付き合わないほうが良いし、言うことを聞かなくても良いと私は思っています。ただ他人なら縁を切ることもできますが、親だと・・かなり苦しいですよね。

子どもの人生は子どものものであり、あなたを安心させるものでも満足させるものでもありません。

そしてそんな言葉で自分の満足のために子どもの人生を縛り付けてよいということは無いはず。

まずはその言葉を言う自分をやめましょう。一度か二度はその言葉でうまくいったかもしれません。だからと言ってそれは子どもの人生に介入しすぎですし、続けていると将来的に親子関係が悪くなる可能性もあります。

こちらのブログでは何度かお伝えをしていますが「変えられるのは自分だけ」なのです。他人は絶対に変えることができません。これは何度も言っていく!

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見栄を手放して「自分のために生きる」ためにやったこと

前回の子離れでも記事にしましたが、自分が楽しめることを見つけることが大切。

もっと「ねばならない」を無くして自分が楽になることが非常に大切だと思います。

子育てが終わったときを考えてみる
お久しぶりです。特に予定はないのですし、なんなら私は時々仕事ですが我が家もそれぞれ連休楽しんでます。ゆっくりできる時間は貴重ですね。優雅。 さて、今の時代は珍しくはないでしょうが、私は比較的初産が遅いほうです。 もう40代半ばを過ぎました。...

色々と気になり、干渉してしまうことをやめて、もっと楽に生きて大丈夫です。

その気持ちを手放すのは非常に難しいことですし、それこそ意識することが難しいですが私が意識して実行したことをご紹介します。

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自分の推しを見つける

これ!夢中になれるものがある、人がいるのは幸せな気分になれますし幸せな気持ちになれます!

ちなみに私は好きなテイストのファッション系のYouTuber??というんですか??とインスタグラマーにハマり、その人のインスタライブを観るのが楽しくて楽しくてたまらない時期がありました。今もその人のライブがある日はワクワクしています。

あとは・・最近で言うとNetflixでシティーハンターの実写版を観て鈴木亮平さんのあまりのかっこよさに繰り返し観たりしています。この時間がもうほんとに楽しい!私生活が充実しますし笑顔が増えます。

毎日が非常に楽しくなるのでほんと、推しのいる生活お勧めです。

我慢してきたことを思い切って実行してみる

私がついつい我慢していた行きたい場所に行く。自分のためにお金を使うという行為。

以前は「自分のためにお金を使うこと」に対して強い罪悪感がありました。大して稼いでもないのに自分の好きなことにお金を使うなんて・・というお金に対してのブロックがかなりありました。

そんな風に思いつつも、それでも行動してみたんです。

いつか老いて動けなくなるときも来る。行きたいと思っていた場所、会いたいと思っていた人に会いたくても会えなくなるときが来る。そう思ってからは「行きたい」と思ったらなるべくその時にチケットを取る。カレンダーに予定を入れるなどの行動をするようにしました。

そして月に一、二度は同じ場所に興味がある友人や一人で出かけるようになりました。

これがまた自分の中で満足度を上げることに繋がり、イライラが減ったんですよ・・多少お金は使うのもの、まぁまぁ自分のお小遣いの範囲内(たまに外)

私の場合は職場の福利厚生で映画が安く観れたりするのでそういうものを活用するのも良いと思います。

まずは自分を満たすの意味が私なりに分かった!!という気がしています。

なんでも手をかさず、子ども自身にやらせてみる

これは子離れの記事でも書きましたが、本来ならばもう一人で出来るであろうことに対して、知らぬうちに手をかけてしまっていることが無いかどうか、振り返ってみると良いと思います。

私のように送迎に関することや、病院で自分の症状をお医者さんに伝えること(結構大きくなっているのに親が言ってるパターンめっちゃ多い)受付関係や知らない人に対して声をかけること。電車で目的地に行くこと、そんな小さなことから始めてみませんか??

本来ならばできるであろうことを少し思い切ってやらせてみる。

失敗したって良いんです。てか失敗するもんだし。最初から全て上手くいくこともないでしょうし。意外とうまく立ち回るかもしれません。

常に意識をする

これらのことは自分が意識的に気づいてやってみないことには変わりません。

私が自分の気持ちを押し付けないために意識していることは「これ誰のために言ってるのかな」という思いを頑張って意識しています。まぁこれは子どもに対してだけではなく、夫に話すときも気を付けるようにしています。ついつい自分の都合の良いほうに誘導しようとする癖は意識していないとすぐ出てきてしまうので頑張ってます(笑)

家族は一番大切にしたい大事な友人のように接するとうまくいくと聞いたことがあります。確かにそうかもしれません。

正直自然に無理せずに対応を変えるのは覚悟が必要ですし、時間もかかる!強い意志も必要になる。だからこそ時間を忘れられるくらい好きなことを見つけておくことが大切だと思うのです。

副産物として相手が変化することもある

そんな風に母親が変化して、笑顔が増えたり過干渉が減っていくと徐々に子どもが変わる可能性もあります。ただ、変われ変われと思っていると辛くなってしまうので

思っても「良いほうに変化してくれたらラッキーだなぁ」くらいにしておきましょう。変は期待はそれこそコントロールになるので要注意。

「子どもが変わってくれたら私が楽になって毎日楽しくなるのに」

と過去の私は考えていました。しかし逆です。先に自分が楽しく笑顔で過ごすことができるようになることが先です。そのことで子どもが変わってくる可能性が高まります。

なるべく機嫌よく過ごそう

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伝えたいと思ったときにしていること

「お母さんはこう思うよ」という伝え方

それでも色々と心配したり伝えたくなるのが親心。もうそんなときは「お母さん(もしくはお父さん)はこう思うよ」で大丈夫だと私は考えています。

親であろうと他人からのアドバイスです。そのアドバイスが子どもにとって良いかどうか、それは子ども自身が判断することです。

行動や気分を選択するのは全て子ども自身。

伝えたいことを押し付けて、「言った通りにしない!キー!!」ってなるのが嫌なので諦めるのがが吉かと・・

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押し付けずに、思いつくだけの選択肢を一緒に考える

本人がどうしても困っている、どうしたら良いのか分からない、という状況であればいくつかの選択肢を考えて伝えたこともあります。どれを選ぶかは本人次第です。

結局は自分が納得したり「変わりたい」と思うことがなければ動くことはないですが、中学生くらいだと色々未熟な部分もあるので、子どもが困っていたり助けを求めてきた場合は親が自分の経験や体験、失敗談なども踏まえて一緒に考えるのも良いと思います。

終わりに

数年前まで私は「子どものせいで私は不幸」「夫が思うように動いてくれないからイライラする」等非常に他責思考の人でした。

今思えば全部人のせい。「この子が、夫が、変わってくれたら」とばかり考えていました。

子どもを変えようと必死で自分の気持ちを相当押し付けていました。

勿論思うように変わるわけもなく非常に辛くなりますし、自分を変えるほうが大変ですが結局は近道です。

たびたびお伝えしていますが子どもは他人です。境界線を意識して接するように・・楽しむことを忘れずに進めると良いですね。

 

コメント

  1. あんバター より:

    ブログ読ませていただきました。
    私もついつい子供に自分の考えを押し付けてしまっています。
    気をつけなければ…とは思うのですが、なかなかうまく行きません。
    この記事を読んで私も、私の人生を楽しむことにちょっとだけ取り組もうと思います。

    • matuhaha matuhaha より:

      あんバターさん
      コメントありがとうございます!嬉しいです。
      分かります。ついつい押し付けちゃいますよね。私も完全にやらなくなったわけではないです。
      攻撃する頻度や強さが以前よりかなり減ったという感じです。
      自分の人生を豊かにするとイライラが減るので是非に。。
      お互いぼちぼちいきましょう~。また頑張って投稿します!