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子育ての黒歴史・前半(長男の幼稚園時代から小学校卒業までのまつははの話)

まつははのこと

本日は中学1年生、3年生の息子を持つまつははの「子育て黒歴史」をご紹介します。

そこからどうやって今の「そこまで不安にもならず、比較も少なく、かなり精神が安定した状態(全て完璧に不安や比較がゼロにはなっていない)」にまで変わったのか。そんな変化の過程もご紹介します。

特に長男のことに関してはかなり・・かなりかなり病んでいたので今悩んでいる方に少しでも励ましになれば・・嬉しいです。

とにかく比較しては苦しんだ幼稚園時代

よく知らない土地での初めての子育て、初めての親としての幼稚園時代、初めてのママ友付き合い。

もともとが悩み過ぎて幼少期に円形脱毛症になっていた私にとってはかなりのストレスの連続だったのかもしれません(当時はそんなこと思っていない。必死)。

とにかくのんびりマイペースな長男、友達がいないわけではないけれど、からかわれることも多く、活発な遊びには入らず、1人で遊んでいることも非常に多く・・

特に幼稚園時代なんて様子を見に行く機会も多く、見るたびに悲しい気持ちになって帰ってきていました。

どうしても「みんなと活発に仲良く遊ぶ息子」を見たかった。

強くなってほしいと思い、たまたま幼稚園で開催されていた「空手教室」にも通わせました。

そしてママ友とのお付き合い。そんなことで落ち込んでいるところを見せることができず、何も気にしないフリをしてお迎えに行かなくては・・とかなり苦しい気持ちで過ごしていました。

送迎のときもお友達と仲良くしてくれるかどうか、それをやたら気にしていて毎日食い入るように息子を見て、「今日はお友達と楽しそうにしてたな」「今日はあの子に意地悪なこと言われていたな」と思い返しては少しのことに一喜一憂していました。(こわい)

気にしていないフリをしてママ友との会話に入り、長男に気を取られるので完全に上の空でしたし、そんな時はもう本当に楽しくなかった!

まぁ幼稚園時代はまだ良かったんですよ。小さいですから。「そんな子もいるよね」みたいな雰囲気もありましたし、先生方も優しいですし。

この苦しみは小学校低学年でピークを迎えます。下記につづく。

 

比較についての記事はこちら↓

ついつい他人の子供とわが子を比較してしまう「比較グセ」を治す方法
わが子をほかの子と比べてしまう 子供が小さい頃から「あの子は何か月で歩いた」「わんわんが言えた」に始まり、大きくなってくると足の速さが、運動が、テストの点が、偏差値が・・言いたいことも言えないこんな世の中じゃ・・poison~♪(by反○隆...

ほぼ私が毎日泣いていたであろう小学校低学年時代

長男が小学生になり授業が始まり、発覚したのは授業中の手遊びの多さとやりたくないことはとにかくやらない。でした。整理整頓も苦手でした。

たとえば工作をするにしてもやりたくないと思ったら一切やらない。先生に「この飾り、つけてみたら?」と言われたらそれだけを雑に付けてポイっとして終了したとのこと・・

勉強に関しては特に問題が無かったものの、面談では褒められることもなく、生活態度で注意ばかりされていました。

毎日「今日は手遊びしなかった?言われたことをちゃんとやった?」と聞きまくり、先生からまた何か言われるのではと相当ビクビクしていました。登校前にも色々と説教していて、長男にもプレッシャーだったと思います。

当時、世間ではようやく「発達障害」が広く知られてきたところ・・だったと思うのですが、ほぼ知識の無い私はネットで調べながら「発達障害だったらどうしたらいいんだろう」という気持ちと「発達障害だと分かればホッとするのかもしれない」という気持ちのせめぎ合いでモヤモヤしていました。そして思考は「発達障害」の言葉で埋め尽くされ、スマホの検索履歴は発達障害に関する記事ばかりになっていきました。

先生に相談をしに行ってみたり、スクールカウンセラーに話をしに行ってみたり、心理士さんのところにも行きました。

発達障害があろうとなかろうと、可愛いわが子。そんなことは分かっている。でももしそうだったら、私は一体息子に何をしてやればいいんだろう?でも診断が付くことで楽になれるかもしれない。色々とサポートを受ければ良くなるのかもしれない。

でもやっぱりそういうことが無いほうが有難い・・

発達障害を疑う親御さんはほとんどの方がこのように思われるのではないでしょうか?

私はそうでした。

心理士さんにお会いして、泣きながら長男の生活態度、先生から聞いた学校での様子。色々と話をしました。

その時に心理士さんに言われた言葉が

「あなたは息子さんをどう思ってるの?息子さんを発達障害だと思いたいの?そうであってほしいと願っているように見えるよ。仮にそれがあったとしても、改善の方法はあります。それよりもあなたが心配です。あなたがカウンセリングを受けましょう」

当時は「そんなことない!私は何ともないし、願っているわけでもない!」と思っていたのですが、周りから見たら精神的にまいっているように見えたのかもしれません。

まさか私がカウンセリングを受けるとは・・驚きながらも素直に臨床心理士さんにもお会いしてカウンセリングをしていただきました。

おかげさまでかなり気持ちが落ち着きました。。あの時に勇気を出して誰かに助けを求めに行けて本当に良かったと今になって思います。

 

少しずつ変化が訪れた小学校中学年から高学年時代

そんなこんなで中学年。4年生で初めて男性の先生が長男の担任となりました。

ここで感じたのが、「男の先生はあまり細かいことは見ていない or 気にしていない」ことが多いということ!!今の時代男女の違いを話すのも良くないのかもしれませんが、正直女性の先生は私にとって良くも悪くも細かいところを見てくださる方も多く、「そんなことも言われるのか・・」と思うこともありました。

長男は仲良しのグループもでき、本当にのびのび楽しそうに通うようになってきました。

私にとって担任の先生が男性となるのは気が楽に感じることが多かったです。

低学年の時にあれだけ気にしていた手遊びも言われることが無くなりました。やりたくないことでもそれなりにやるようになり、以前ほど心配をすることは減りました。成長とともに落ち着いてきたのだろうと思います。

しかし時々クラスメイトとのいざこざはあり、そこでは辛い思いもしました。そしてその度に私はめちゃくちゃ落ち込んで怒ったり泣いたりと・・感情の起伏が凄かったです。

子供が集団生活をしていれば、多少のいざこざは、あるあるだと思うのですが、当時の私は少しのことが起こっただけでも大騒ぎ。ビクビクして生きていたと思います。

当時、長男は私の母に「何かあってもお母さんに言うと大ごとになる。だから言いたくない」と話していたそうです。うわわわ・・やっちゃってる!!

長男は成長していましたが、私は相変わらずのまま。子供を変えることに必死で自分が変わろうとすることはありませんでした。

長男を見る目が変わった出来事

「うちの子は弱いから」

「うちの子はいろいろと言われてしまう」

「私がなんとかしなければ」

「しっかりした子供に育てないと」

「勉強ができれば馬鹿にされないかもしれない」

「あまり目立たずに控えめで良い子でいてほしい」

「恥をかきたくない」

これらは私が昔常に思い込んでいたことです。いや~しんどい親!!そら楽しくないわ!!

もはや心配しかしていない私の暮らしっぷりでしたが、長男が6年生の時、私にとって長男を見る目が大きく変わる出来事が起こります。

ある日、次男のお友達(仮にA君とします)のお母さんからSNSでメッセージが届きました。

「うちの子が6年生の男の子にすごく嫌なことを言われたらしいんだよ。何言われたかは言わないんだけど、すっごく嫌なことだったんだって。その時に○○君(まつはは家長男)が「A君のことを悪く言うな」って言ってくれたらしいんだよ」

「まつははちゃんはいつも長男くんのことを心配してるけど、そんなことなかなか出来る子いないよ。大丈夫だよ。うちの子本当に嬉しかったって。。ありがとう」

・・・泣きました。

うちの子、弱くなかった・・私は勘違いをしていた。

長男に「話を聞いたよ!よく言ったね!かっこいい!」と伝えると、「いや、すごく嫌な気持ちになったから言っただけ。大したことしてないし、あんまり思い出したいことでもない」と言われました・・ほほう・・。

私の思考が変わっていくのはまだもう少し先になりますが、これがきっかけになったことは間違いありません。友人には本当に感謝しています。

終わりに

本当に黒歴史ですが、我が子、可愛かったんですよね・・

今ならもっともっと余裕をもって接することができるのに、あの可愛い時代を味わいきれずに過ぎてしまったように思います。

もともとの私はかなり悩むタイプで、円形脱毛症にもなっていた上に、心配性で小学校低学年のときに、全ての教科書を持っていかないと気が済まなくなり、ランドセルが重すぎて肩が腫れてしまったこともあります。

そんな心配症すぎる私でも、今は結構心配せずに過ごせています。

誰かの励みになれたら幸いです。

中学に入学してからのことは後半に取っておくこととしました。

それではまた後編で!!

後編はこちら

子育ての黒歴史・後半(長男の中学校入学から中3現在まで まつははの話)
今回はまつははの黒歴史後半編になります。 前半はこちらから↓ 病みまくりでした。 中学生になっても続いていた過干渉と心配性 長男が中学生になったものの、私の心配は続いていました・・ 中学からは不登校の率が上がること、勉強のこと、友人関係のこ...
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matuhaha

思春期男子ふたりの子育て中。
信頼して待てる母になる!まつははです。
特に思春期を迎えたお子様をお持ちの悩めるお母さん向けにブログを始めました。
あなたが子育てを楽しめるように、お役にたつ情報をわかりやすく提供するサイトを目指します。

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まつははのこと

コメント

  1. 読み入ってしまいました~
    まつははさんご自身が心配性だったなら、長男君の子育てはほんとうに大変なことだったでしょう(◞‸◟)
    我が息子も控えめな性格で、ガツガツ行かないんです。
    サッカーをやっていて、技術もいいのに、ガツガツ行かないからやる気がないように感じるのです…
    もったいないよ!ってわたしも口が酸っぱくなるほど言いました(^▽^;)
    それでも、友達に好かれる子なんですよね。
    やさしい子。
    わたしも少しずつ息子のそのまんまを受け入れるようになりましたが…

    まつははさんのありのままのつぶやき、きっと世のお母さんを救います。
    後半も楽しみにしています(^O^)/

    応援ポチ♬

    • matuhaha matuhaha より:

      ハピさん
      ハピさんの息子さんはサッカーがお上手でお友達に好かれるお子さんなんですね(^^)
      そのうえ優しいなんてこれ以上ないじゃないですか!!
      読み入っていただけたなんて・・嬉しい。
      結構なかなかどうだろうと思いつつ、そんなに読んでる方が多いわけでもないしなーと・・
      書いてみてよかったです!私もポチしにいきます~