今回は「言わないほうがいいと分かっている。でも言いたい」このモヤモヤした気持ち!
特に「勉強しなさい」「早く終わらせなさい」「自分の部屋を片づけなさい」などなどなど・・!!
「言いたい伝えたい分かってほしい!!だってそれが将来のためだもん!」そんなときに親として意識しておきたいことをご紹介したいと思います。
なんだか「見たい、聴きたい、歌いタイ!」みたいですね・・(わかる人~??)
母は無意識にコントロールしようとしがち
過去の私もかなりそうでしたが、とにかく母親は無意識にコントロールしがちです。
中学生になっても朝起こしてみたり、持ち物の確認をしてみたり、賛成しているフリをしながらなんとなーく進路を誘導してみたり・・これまた無意識だから余計にやっかいなんですよねぇ・・
子供がきちんとしてしていないと恥ずかしい。合格できるならあの学校を目指してほしい。子供に将来辛い思いはさせたくない。悲しい思いをしてほしくない。
わかる!!とーーーっても!!!でも重い!!母の気持ち岩よりも重すぎる!
ちなみに私は受験する高校は親にかなり口を出されました。さらに高校3年生のときは「絶対に4年生大学に行け」と言われ、結局は自分で選んだ大学へ進学したものの、受験は親が勝手に願書を出したところも2校受験しました。
もともと4年生大学に進学する気が無いのに受験をした私。ある程度は親の言うことを聞いて大人になったと言える・・と思います。しかし養子をもらい、結婚して家業を継いでほしいと思っていた親だったため、私がそれを拒否したところ私への恨みがすごい時期もありました。途中まではある程度親の思い通りに生きていましたが、最終的には親との距離を取ることを選択しました。
少し話が逸れましたが、それだけ親は「わが子は親の言うことを聞くべきだ」と思っている、(というか聞いてくれると勘違いしている。それが子供の幸せにつながると信じている)場合もあるということです。
分かってほしいの落とし穴に注意!!
「子供のため」「あなたの幸せのため」「今は分からないかもしれないけど、将来はきっと分かってくれる」という大義名分を振りかざして子供をめちゃくちゃコントロールしようとしていませんか?
「話をしよう」と言って自分の意見が通るまで「説得」しようとしていないでしょうか。子供の意見を無視して「でも」「だって」のオンパレード。これだと子供も余計に言うことを聞きたくなくなるとは思いませんか??
自分の思い通りになってほしいがための意見なんて誰も聞きたくありません。そこにある自分の下心に気づいてください。無理に説得を続けることで親の下心に子供も気づくときが来るでしょう。
「ではどうしたらいいの!!結局言っても意味ないやーん!!」と思われた方、そうなんですよ。でも結局伝えたくなりませんか??
言いたいもんは言いたい。そのような時はどのような心持ちでいれば良いかのお話をします。
伝えたい。。伝え方のコツ
伝えるときに大切にしたいことはまずは「感情的にならず、冷静に話す」ことです。余裕が無いとなかなか難しいので、あなた自身がご機嫌でいられるようにしてくださいね。
こちらを参考に↓↓
そして「あなたはこうしないと不幸 こうすれば幸せ」というような伝え方はせず、「私はこう思うからこうしたほうが良いと思うなぁ」と伝えるだけでオッケーです。色々言いたくなるけど逆効果なので!あくまでも ひとつの意見として出すスタンスで伝えてみてくださいね。
どんな結果が出たとしても受け入れる覚悟をもって伝えよう
伝えることは伝えても良いのですが、ここからが非常~に大事なことです。2点あるので分けて説明します。
伝えられたことを実行するかしないかは子供の自由
伝えることは自由ですが、伝えられたことを実行するかしないかは子供の自由です。つまり「相手には やるという選択をする権利があるが、やらないという選択をする権利もある」ということです。受け取った言葉は受け取った相手のもの。それをどうこうする権利はあなたにはありません。
伝えたところで何も変わらないかもしれない。それでもいいから伝える。自分の理想とは違う反応も受け入れる覚悟を持って伝える。これが大切になります。
子供の幸せは子供が決めること
結局幸せかどうかは自分が決めることです。「子供の幸せのために私が何かしてあげよう」と思うのはおこがましいことです。大人って「あなたのために言ってる」とよく言いますが、それ本当に子供のためですか??自分のためではないですか?
と自分の胸によく聞いてみましょう。
おわりに
いや~自分で読んでて耳が痛い(耳?目?)
とにかく言いまくっていたな・・分かってほしい。これ安心させてほしい・・とかなりのコントロールの念を飛ばしながら子育てしていた私・・やばいですね。
親は経験がある分、子供が転ばぬように苦しまぬように先へ先へ道を舗装しまくってそこを歩かせようとしてしまうことがあります。無意識でやっていることが多いでしょう。しかし!!子供は経験しないと分からないんですよ!経験して初めて気づいて自分から変わろうとするのです。
まぁ大人もそうだと思うのです。経験しないと分からないことが多いですよね・・
子供は1人の人間です。距離感に気を付けて見守っていきたいものです。
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