今回のお暇のメインは「上野」
関西方面から出てきた私にとって上野は「年末に関東の方が買い物に行くところ」つまりアメ横のみのイメージが強いものでした。
そんな私が40代になり、原田マハさんの本を読んだことを機に絵画に興味を持つようになり、美術館に通うようになり、甲斐みのりさんの原作のドラマ「名建築で昼食を」を見て建築も見てみたいなぁ・・と調べるようになり。
そんな風にして自分の趣味が広がりました。
ルーブル美術館やモネのジヴェルニーの庭、マティスの礼拝堂など海外に行きたいところは数あれど、日本、しかも関東にも行ったことのない美術館や庭園、建築がたくさんあることを知りました。
それではいってみよう!
モネ連作の情景
そんなこんなで今回は日本でも大人気であるモネ。
しかも他の画家の作品は一切ないと言う珍しい大変贅沢な企画展。「モネ 連作の情景」に行ってまいりましたのでご紹介させてください。
大体企画展は1人の画家に注目していたとしても、展示する数を増やすためにその画家に関連した絵も一緒に展示することがほとんどです。
年末からチケットを取り、とても楽しみにしていました。
ほんの少しモネの雑学
モネと言えば日本で有名なのが「睡蓮」
実はモネが睡蓮に取り組み始めたのは50代後半から。86歳で亡くなるまでのおよそ30年間に200点以上もの作品を遺しています。(なので日本でも結構観ることができる)
なんと亡くなる3年前に白内障のために手術を受けていますが、症状が出始めたのは68歳のとき。
かなり見え方も実際とは異なっていたようで、白内障の症状がある間の作品と無い時の作品には大きな差があります。これがまた面白い。もはや何を描いていたんだろう??と思えるものも・・。
手術が成功したあとの最晩年の大作がパリのオランジュリー美術館に展示されています。
こちらの絵も睡蓮。
そしてモネのイメージは睡蓮ですが、他にも「連作」にかなり取り組んでいました。
「同じ場所でも時間帯や天気による景色の違いを捉えたもの」に多く取り組みました
今回はその連作に注目した展示です。
モネの世界を満喫できる企画展
同じ場所から、同じ景色を見ていてもそれぞれに異なる光、空の色。
色を混ぜ合わせることなく、違う色を並べるようにして描く「筆触分割」という技法をじっくりと見ることができます。
モネが光を捉えようとしたことがよく分かります。
こちら、もう上野での展示は終了してしまいますが、関西でも開催されるのでお近くの方は是非。
しかももうグッズが可愛いんですよ!
実は私この企画展二度足を運びました。
そしてずっとほしいと思っていたこちらのクッキー缶を二度目で手に入れました!一度目は売り切れだったのですよ・・
可愛すぎる。(モネの絵そのものが缶に描かれているわけではないのでご注意)
そのまま 旧岩崎邸庭園へお散歩
三菱財閥初代の岩崎弥太郎が構えたお屋敷です。400円で見学ができ、ボランティアの方の解説を聞きながら見て回ることができました。
こちらは色々な人や組織に引き継がれたため変わってしまっている部分も多いそうですが、なんとか元通りに修復された部分もあり、かなり見ごたえがありました。
アカンサスという植物の彫刻が至る所に施され、各部屋にはそれぞれ違う模様の寄せ木細工で床が作られており、大きな暖炉、婦人客室の天井にはシルクの糸で刺繍されている花々が配置されていました。
他にも特注のバカラの食器、テラスに敷き詰められたミントンのタイルなどなどなどなど。まだまだあるのですが書ききれません。
豪華絢爛とはまさにこのことだ!と思えるような邸宅です。
こちらなんと地下道があり、お客様とビリヤードをするために使用していた建物に繋がっているという・・凄すぎる。
入り口に「内部の写真はご遠慮ください」というような文言があったため、私は写真を撮っていないのですが撮っている方もおられたので・・どうなのだろう?説明してくださる方も特に何も言っていなかったので、撮っても良いのかも。
洋館だけでなく和館もあり、狩野派の絵や珍しい欄間も見ることができます。上野にこんな素敵なところがあるなんて・・
個人的にものすごくオススメ。
平日なのでゆっくりは見られましたが、ガイドさんに付いていたのが最初5人だったのに気づいたら途中から20人くらいになっていました!合流していくスタイル。
なので後半はあまり説明が聞こえずでしたが、非常に楽しい素敵な時間でした。
ひとり時間をカフェで過ごした話
本を読むことが好きだけれど、家にいるとついつい家事や用事が気になって集中しづらいことがある まつははです。みなさんどうなの・・?
そのため久々にどっぷり本が読みたくて、車で行きやすい比較的近いタリーズに行ってきました。
積読が増えているので、もちろん読みたい本を持っていきましたが本屋さんと隣接している場所なのでついつい見てしまう私・・全然追いついておりません。
頭を使う本だけだと疲れそうだったので、個人的癒し本も持っていきました。
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いつでも名画に会える 日本10大美術館 (ビジュアルだいわ文庫 023J) 新品価格 |
この本を読むといかに日本にも素晴らしい美術館があり、美しい建築があるのか ということがよく分かります。
行きたい場所をピックアップして、手帳に書き込んだりするのも楽しい時間です。
11時半くらいに入りお昼もいただいて、本を読みながら2時間ほど過ごしました。
改めてスマホに時間を取られていたことに気づく
ここで思ったのが、その時間はその時間で集中してやることをやったほうが満足度が高いということ。
移動する時間を考慮しても、「出かけるまでにここまでやろう」と家事を短時間で終わらせて、読書を集中してできて、非常に満足できました。
そして自分がいかにスマホ依存になっているのかを・・よく知ることができました。
意識してスマホ時間は必ず減らす!!ここで宣言!
おわりに
1月に入り、いかにも冬!!という寒さになり、少しホッとしています。
ちゃんと冬が来たんだなぁと実感。
出掛けるのは大好きですし、来月にも少し予定を入れていますが体調管理が1番!!の時期なので長男の入試の日までは少し控えようかな・・・と考えています。
私ができることは体調管理に気を遣うことのみ。
計画を立てることを楽しみに過ごしていきます!
コメント
スイレンが…浮き出ているように見えるΣ(・ω・ノ)ノ!
でもこれ絵でしょう???
すごいな~
上野も好きな街です。
アメ横も好き~
ヤマシロヤという雑貨屋も好き~
浅草まですぐ近くっていうのも好き~
20歳のとき…
彼と丸井の前で待ち合わせたっけ( *´艸`)
こんな甘い思い出もつぶやいてみたいな~
応援ポチ★
ハピハピさん
缶の睡蓮の絵は実際に少し浮いて立体的になっていました。
とっても人気の展覧会だったらしく、朝1の予約時間で行きましたがすごい人でした。
ヤマシロヤ!!私も家族も好きですよ~!!
20歳で丸井で待ち合わせとは素敵な思い出ですね(^-^)