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離婚危機を体験したまつははが考える 離婚理由第1位 「性格の不一致 価値観の違い」について

夫婦のこと

2023年の離婚率は35%。つまり3組のうち1組が離婚するという実情の日本。

その離婚理由の第1位、それが「性格の不一致」

性格をよく見て結婚したんちゃうんかーい!!とは思いますが、そこには本人たちにしか分からない実情、原因があるのでしょう。

今回は夫からの離婚宣告からの再構築を経たまつははが、夫婦の「性格の不一致」「価値観の違い」について考えていきます。

それではいってみよう!

離婚したいと言われた まつはは の過去について

以前こちらに比較的詳しく投稿しましたが、私は「離婚したい」と言われたことがあります。

離婚危機だった夫婦関係を改善できた方法
以前夫から「離婚したい」と言われたことがあります。 一時の気の迷いとか、そういうことではなく。 そもそも子育てにおいて夫婦の関係ってとても大切です。 夫婦関係が悪い家庭の中で、子供たちが落ち着いて生活をできるわけがないですよね。 それなら離...

この離婚話は私にとってまさに青天の霹靂でした。なぜなら「こんな状況になったのは全て夫が悪い」と信じて疑わなかったですし、離婚話を言い出すのは私だと思っていたから。

私は完全に私が優位だと思っていましたし、夫が悪いのは明白であり、絶対に泣きつくのは夫だと。

今思えばよくもまぁそこまで思い上がれたものだと笑えるくらいです・・

私達の場合原因は不倫ではないのですが、世の中の夫側が不倫してバレた場合ですら「不倫したのは妻のせいであり、僕は悪くない」と言う人が多いそうです。

「僕が不倫したのは妻のせい」

妻からしたら「えええ~??」ってなりますが、それが夫側からしての正論であり、何も間違っていないのです。

私も言われましたからね。「まつははのせいで 僕はこうなった」と。

ビックリでしたよ。

価値観や性格が合わないのは当たり前

どんな場面で「性格の不一致」や「価値観の違い」を感じるのでしょうか。調べてみたので挙げてみます

「大事にしているものが違う」

「お金の使い方の感覚が違う」

「子供の教育方針がちがう」

「義両親の考え方が嫌、夫の手前我慢してつきあっている」

などが挙げられそうです。

しかし夫側には夫側の正論があり、妻側には妻側の正論があります。

だって

「育ってきた環境がちがうから~♪」(セロリ懐かしすぎる)

全く違う常識、環境、場所、で育っていて、親子ですら考えが違うことも多いのに、どうしてそんなに性格が一致したり価値観が同じことを求めるということが無理な話なのです。

合わないのが当たり前、合わないのが大前提。たまたま一致すればラッキーというくらい。

離婚する?しない?あなたの幸せはどちらですか?

こんなこと書いていますが、まつははは「離婚しないで」「離婚は絶対ダメ」と考えているわけではなく、自分はどちらが幸せでいられるのかな??ということが最も大切だと思っています。

でも離婚となるとお金のことが1番不安になりますよね(私もここが始め1番悩ましいと思った)

ちなみに私は離婚宣告をされたときお金の不安はとても大きかったのですが、なによりも「やっぱりこの人といたい」と思った。なので新たな形での再構築を目指しました(昔のような形は目指さなかった)

しかし私1人が再構築を望んだところで上手くいくはずもなく、猶予期間半年の間(夫に半年待ってと伝えて了承を得ていた)に再構築を目指しつつも離婚が決まったらどう動くかということは調べていました。

関係が悪化した場合、勝手に離婚されないように、離婚届不受理申出書を役場に出すこと。

離婚となった場合は公正証書を作成すること。そのためにはどこに頼めばよいかをある程度決めておく。

夫から養育費をもらいつつ私が親権を・・とも思っていましたが、子どもへの金銭的な負担はかけたくないし、やはり夫ほどは稼げないと考え自分だけならなんとかなる。最終的には私が家を出ようと決め、その場合賃貸を借りるためのお金はどこから出そう。私名義の貯金はいくらか、仕事はありそうか・・

ある程度具体的に調べたら見通しが立ったので、そこまで不安になりすぎることもなく猶予期間を過ごすことができていました。

ちなみに我が家は家のローンがなかったのでそこはあまり心配していませんでしたが、ローンが残っているご家庭はそこも調べたほうが良いです。

お金のことが不安なかたは色々調べていると不安も減りますし、役場に相談に行くのも良いと思います。

この不安を減らしてから(ゼロにはならないけれど)再構築を目指すと心に余裕も生まれますし、「お金のために必死にすがりつく自分」でいなくても良くなります。

「子どものため」は離婚理由にならない

私もこれ言いましたよ・・「子どものために離婚はしない。絶対しない!」

今考えたらなんてこったと。

子どもをダシになんて都合のいいことを言っていたんだ。私が離婚したくないだけなのに、勝手に子どもを巻き込んで本当にいい迷惑です。

子どもは親が幸せそうにしてくれていたほうが良いんです。一緒に居ても夫婦仲が悪くて喧嘩ばかりや無言の家庭で過ごすほうが息が詰まりそうになる・・と思いませんか?

まぁでも離婚宣告された瞬間は頭の中が「???」になって混乱して取り乱すし、言っていました。

結局は夫の気持ちは何も考えないで言っていたことを思い出します。ごめんよ夫。

離婚危機を乗り越えた今思うこと

その当時の自分、過去の自分を振り返って思うこと。今はこんなことを意識して生活しているということをご紹介します。

性格が合わない=自分の思うように動いてくれないになっていないか

子育てでも同じことが言えますが、自分の思うように相手が動いてくれることを期待して、その通りにならずにイライラすることはありませんか?

妻が望むタイミング、妻の望むクオリティ、妻の望む考え方。

それとズレていると「やっぱりこの人はダメだ」とレッテルを貼っていませんか?

こういうこと、私は何度もありました。

頼んだことをやってくれていないことも多く、「私が頼んだことはどうでもいいんだ」と考えたり、どこかの掃除を頼んでも(妻からしたら)ものすごく中途半端で「ここが出来てないよ!」と怒ったり・・

しかし男の人って妻が頼んだことを忘れることは「あるある」らしいです。

脳の違いなのかなんなのか、純粋に忘れていたり、純粋に中途半端だったりするらしいです。まぁ求めているレベルが違うなんてことは当たり前に起こることなのでしょう。その場合は通常のトーンで「この前のあの件、いつならできる?」と聞いてみたり、「ここもキレイにしてくれたら嬉しいなぁ~」と伝えれば良いかと。

あとは我慢できる範囲であれば口を出さないことを選択してもよいと思います。任せるスタンス。

わざと「やらない」わけではないことがほとんどなので、そこは分かっておくと良いですね。

ちなみに夫の家事手伝いについての記事があるのでご紹介

旦那に家事を手伝ってもらいたい・・けどお礼は言いたくない!
「旦那が家事をしない」 「手伝ってくれない」 「あの人は何もできない」 「なんで私ばっかり・・・」 等々、以前の私はかなりの被害者意識を持って生活しておりました(自分のモラハラっぷりに気づいていなかった) そして何かをしてくれたとしても「こ...

夫であろうと、コントロールする意識は外して生活をすると大変楽になります。

夫のやる「余計なこと」は喜んでほしくてやっていることが多い

え?なんのこと?と思われるかもしれませんがこんなことありませんか?

ダイエットしてると伝えたのにお菓子を妻に買ってくる

すごく欲しいと伝えたわけでもないのに妻のためにおススメ品を買ってくる

家計のことを把握をしていないのに、外食やお出かけをしたがる

など。どれも家族、もしくは妻を喜ばせたくてやっていることがほとんど。

自分が良かれと思ってやっていることなので、家族や妻が喜んでくれることをすごく期待しているはず・・

我が家では主に

ダイエットだと言っているのにカロリーの高そうなお菓子を買ってくる

使いやすいようにと高頻度でリビングの模様替えをしたがる

家計を全く把握していないのに割と高価なものを「ほしいなあ」と言ったら「買ったらいいよ!買いなよ!」」と言う

これらが多いです。

まぁ夫側の考えも様々ですし、家計のことやお金のことに意見を出す夫も多いようなので様々だと思いますが、すべては「妻(もしくは家族)が喜んでくれると思っているから」とワクワクしてやっている行動が多いです。

妻からしたら「余計なことを~!!」」と思う場合も多いでしょうが・・

そう思うと可愛いですよね。

ちなみにダイエット中お菓子を買ってきてくれたときなどは私は「ありがとう~!今ダイエット中でもう今日の夜は食べないけど、明日美味しいお茶と一緒に大事にいただくね」という感じで伝えておきます。

せっかく夫のお小遣いで買ってきてくれたものを「えー!ダイエット中なのに!いらない!」と言ったら・・もう二度と買ってきてくれることはないと思われるので、気を付けよう・・

そもそも自分の給料を家庭に入れていることが愛情

夫の給料で家族が暮らしている。

家計に全て給料を預けてくれる。

これ、当たり前のようで当たり前ではないです。

全ての給料を家計に入れて、妻に管理をお願いしていることはものすごいことです。

全て自分で稼いできたお金を家族のために入れてくれるなんて、なかなか出来ることではないことに妻側も気づくとなんだか目の前明るくなりません・・?

愛情が薄れたご家庭だと給料を家に入れないとか、通帳を返してと言われるとか、そのような話もよく耳にします。もしあなたが離婚危機だとして、それでも給料は全て家計に入れてくれているならそれは愛情であり、まだチャンスはあると思います。

相手の趣味や好きなことはバカにしない

私達夫婦の離婚危機の原因はまさにこれでした。

私が夫の趣味に理解が持てず、バカにして否定していました。

責め立てたところ、夫はギリギリまで我慢して私の気持ちに合わせようとしてくれていましたが、それでも私は許すことができませんでした。

そこで言われたこの言葉「俺がどんどん趣味にハマったのは まつははのせい」

未だにこの言葉には解せない気持ちがありますが、一理ある。

私が責め立てたことにより「妻が自分の趣味を全然理解してくれず、それどころかバカにしてくる」という辛い思いはしていたと思います。

私の趣味を否定されたことはなかったし、私がある程度お金を使って買い物をしたり、好きな場所に出かけていても何も言わずに「買ったらいいよ」「楽しかったなら良かったね」と言ってくれる夫なのに。

そりゃ使いたい放題お金を使っていれば言われることもあるでしょうし、言いたくもなるでしょうが、そこは自分の出来る範囲にとどめています。お金無くなっちゃうと大変だからね。

今はお互いの趣味を尊重しており、それに関しての会話も増えました。

会話しないわけではないけれど、お互いの趣味の時間はしっかり取る。

一緒の空間にいるけど別々のことをしている。

今はこの距離感が私達のベストです。

「あなたの考えは間違っている」という決めつけはしない

何に関しても「夫はこう考えているけど間違っている」と思っていませんか?

特に思春期のお子様がいらっしゃるご家庭で多いのが進路や受験に関してのことかなと思うのですが、「夫と意見が違うけれど、絶対に私の意見のほうが正しい」と思っている部分はありませんか。

あなたにとってはあなたの意見が「絶対」かもしれないし、大多数の人がそちらを正解とするかもしれませんが、夫にとったらそれは「絶対」でしょうか。

この世の中、明らかに不倫は良くないものだと定義されているにも関わらず、「純愛だ」という人もいるし、殺人を正義のためだと信じる人もいます。

これは極端な例ですが、そのくらい人によって物事の捉え方は違うということが言いたいのです。

夫の考えは浅はかだとか、短絡的すぎるとか、色々思うこともあるかもしれません。

でもよくよく話を聞いてみると「そこまで考えてくれていたんだな」と思うこともあるかもしれません。

妻がうるさいから言わないだけかも知れません(我が家はこれだった)

我が家は長男の進路については夫に任せていました。その記事はこちらです。

中学生男子の母!子育ての一部を完全に夫に任せる勇気をもとう
世の中のお母さま方は夫にどの程度子育てや教育に参加してほしいと思っていますか? 今日は特に中学生男子をお持ちのお母さま方に言いたい。(あるある言いたい) 勇気を出して夫に子育ての一部を完全にお任せしてみませんかーーー!? 子育てへの気持ちが...

夫婦でも考えが異なるのは当たり前。間違っているという決めつけの態度は夫を傷つけますし、どんどん夫自身の意見を言わなくなります。

色々な角度からの意見は大切。気づかないうちに押さえつけている状況は避けたいものです。

言いたいことや気持ちは我慢しないで「言い方」を変える

色々書きすぎて今回長めですが(笑)

夫の気持ちも大事だからと言って全てを受け止めなくても大丈夫です!

きちんと伝えれば大丈夫。妻側が全て我慢していればいいということではないのです。

やってほしいこと、やめてほしいことがあれば言っても大丈夫です。

例えばまつはは夫は「なんで~~するの(しないの)?」「普通はこうでしょ」「絶対こうしたほうがいい」と言うことが本当に多い人でした。

「なんでこんなやり方するの?」「普通はこう思うでしょ」「絶対このほうがいいでしょ」

この3セット。それを言われて不快になったとき、今までならなんとか夫を言い負かそうと必死になってヒステリックに怒っていました。そして昔のことまで掘り返し、話がめちゃ脱線して夫が諦めて謝って私は勝ったと思う・・という流れがお決まりのパターン。

しかし、色々と学んだあとに言われたとき、こう返しました。

「なんで?て言われても、それは私とあなた(夫)の考え方が違うからとしか言いようがない」

「あなたの普通と私の普通は違うと思う。私はこれが普通なのかなと思ってやった。そんな言い方しなくてもいいんじゃない?」

出来る限り冷静に、普通~のトーンで言ってみました。

それに対して夫は「わかった・・」と。謝りはしなかったですが、コーヒーを淹れてくれました。

我が家の場合どちらかが相手の分の飲み物も用意するのが仲直りのサインみたいになっております。

それ以降夫は「なんで」「普通」「絶対」の3セットは言わなくなりました。

私も言わないように気を付けています。

おわりに

今回いつもより長くなりました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

こちらでは我が家の場合を書いているので、そのご家庭により色々事情が違うとは思います。

夫婦の悩みは結構センシティブなこともあり、他人には言いにくかったりする場合も多いですよね。

なのでこれが全てだとも、絶対だとも言いませんし言えません。

ただ、参考になる部分が一部でもあれば嬉しいです。

 

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matuhaha

思春期男子ふたりの子育て中。
信頼して待てる母になる!まつははです。
特に思春期を迎えたお子様をお持ちの悩めるお母さん向けにブログを始めました。
あなたが子育てを楽しめるように、お役にたつ情報をわかりやすく提供するサイトを目指します。

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コメント

  1. 深い!いい!(≧◇≦)

    自分に疑問を持てた人って、こういう道をたどって回復していくのかな~
    わたしの「やさしさ探しの修行」ととっても似ているんです。
    子育ても、夫婦のことも。
    いつも、(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪って思って読んでいます。

    わたしも同じようにヒステリックになっていたな~(笑)
    だって、わたしが正しいんだもん(笑)
    でも…自分が正しいなら、夫が納得できるように説明する必要がある!
    相手だって納得できれば、気持ちよく受けいれるんですよね。
    だから、「うまく説明できない自分の落ち度でもある」とわたしは考えました。
    それからは、ヒステリックになることは減りましたね~
    だって自分のせいでもあるわけだから(笑)

    なんでも自分に視点を置くようになると、見える世界が変わってくるのかもしれませんね(^_-)-☆

    「離婚するの?」
    ↑↑↑
    夫にイライラするなら、この最終点を考えることは大事ですよね。
    離婚するなら大いに威張って別れたらいい!(笑)
    できないなら、自分も依存しているわけで…って少し謙虚になって、解決策を考えるようになれるかも。
    わたしもこの気づきが大きかったな~
    あ、昨日のつぶやきに書いたけど、イトコともそこを話して、一緒に修行することになりました(^O^)/

    応援ポチ★

    • matuhaha matuhaha より:

      ハピハピさん
      ありがとうございます
      仲の良いいとこさんが居て良いですね(^-^)
      ハピハピさんの「だって、わたしが正しいんだもん(笑)」の言葉が面白かったです。
      説明が上手くできるようになると話すスキル上がりそうですね。

      ヒステリックになって良いこと何にもないですよね。
      それは実感しております(笑)