今年の秋にまつはは はFP3級の資格を取りました。
大きな理由は
子どもの気持ちに少しでも近づいてみたかったから。
今回は資格を取ろうと思った詳しい理由、勉強方法、勉強した期間や方法、取って変化したこと、
それらのことをご紹介したいと思います。
FP3級を取ろうと思った理由
① 受験する子どもの気持ちを少しでも体験してみようと思った
今年4月にいよいよ受験生になった長男、私にとって初めて子どもが受験生になるということで「これからが勝負の年になるんだ。頑張ってほしい」という気持ちがどうしてもありました。
しかし、過干渉にはなりたくない。子どものことに親が必死になるのは違うと思いつつ、私自身は好きなことをやっていたわけですが、特に受験生って好きなことだけできるわけでも無し、どの教科も比較的満遍なく出来たほうが良く、そこそこ自分の未来のために今犠牲にしなければ・・となることも増えるわけで・・
そんな風に考えていたところ、ふと「あれ?勉強するってどんな感じだったっけ?」と。
私が受験したなんて、もう〇十年前にもなるわけで、忘れていたのです。
「あの頃頑張って勉強したよな??」とは思うのですが、美化していそうだし、長男に偉そうに「お母さんは頑張った」とか言うのもどうなの?と。
そう思った私は「勉強するってどんな感じだったか知りたい。勉強する姿を見せることも良いかもしれない!なんか資格をとろう!」と決め、その日に家族に
私もなんか勉強して資格取ってみる
と、宣言。
それが今年の5月でした。
② 元々お金に関する情報が好きだった
なぜFP3級を選んだかと言うと、
「もともとお金に関する情報に興味があった」
これです。
仕事に生かしたいとかではなく、自分の人生をより良くするためにも知っておいたほうが良いことばかりだと聞いていたため、モチベーションが保ちやすいのではないかと思いました。
あとは難易度。そこまでハードルが高いものは全く自信がなかったのですが、FP3級は合格率が70~80%あり、独学でも可能だけれど、さすがに勉強ゼロでは受からないと聞き、それが私にとって丁度良いのではと考えました。
それに5月に思い立っても9月の試験日まで勉強する期間が充分に取れそうなことも魅力的でした。
パートや家事の合間に行った勉強方法
思い立ったが吉日。速攻参考書をぽちり。
FP3級を受験する人はほぼこの参考書なのではないかと思われるこちらの2冊を準備
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そして興味のありそうな友人に声を掛けたところ、「私も取る!」と言ってくれたので同じ日に受験することに。よりやる気が出ました。
勉強開始。まずはYouTubeで3級の内容をざっと講義してくれるものを見つけ、最初はそれを見ることから始めました。
毎日パートに出る前の15分程度、帰ってからの家事の合間の時間、夜寝る前など。
トータルで1時間~1時間半程度の勉強時間を確保するようにしました。
休みの日はもう少し時間を増やし、講義を聞いたところに関しては問題も平行して解いていきました。
まずこの感じでテキストを2周。
その後は計算問題を動画を見ながら勉強、実践。
ある程度知識が付いたら問題集を繰り返し解きました。
さらに過去問を解くために無料のアプリを使用しました。1日学科は50問、実技は30問解くと決めて、それは必ず行いました。仕事のお昼休憩は過去問を解く時間になりました。
毎日欠かさず続けていたと思います。
時々友人を勉強の進捗を報告し合いつつ、徐々に毎日正解率が80%台を維持できるようになってきました。本番の試験問題を60%以上解ければ合格のFP3級には合格です。
ただその頃は試験までまだあと1ヶ月程度ありましたし、やらないとどんどん忘れていくのでとにかく毎日過去問を解くことを続けていました。
勉強をしてみて得たこと
① 長男と勉強の大変さや辛さに共感できた
いくらFP3級は合格率が高いとはいえ、最初はテキストを見ても何のことなのかさっぱり分かりませんでした。普段の生活に密着している税金のことや財産、ローン、保険や投資、相続、不動産についてなど範囲が広く、簡単と聞いていた割りには戸惑いながらの勉強でした。
そしてたかが1時間半でしたが、毎日根気よく勉強することの辛さを思い出しました。
それに長男と「勉強大変だよね」「つらい~」「覚えられない!」など、勉強の辛さについて語り合うこともできました。まぁ私の覚えが悪いのは年齢もあるでしょう。
同じ時間に同じ空間で親子で勉強でき、貴重な時間を過ごすことができました。
② 思いもしない副産物!勉強したから保険も見直しできた
すこし話が逸れますが、結構保険に入ったら入ったまんまのご家庭も多いのではないでしょうか。
ずっと保険のことが気になってはいたものの、FP3級の勉強をし始めると色々と気になってきて、契約している保険屋さんに相談して保険の見直しをしました。
そのときに営業さんの話す内容が、以前と比べてかなり理解できるようになったことに気づきました。
質問もたくさんできましたし、要らないものは要らないとはっきり伝えることができ、保険料を大きく下げ、家計の見直しにつながりました。
試験日、そして結果発表
試験当日、会場にはたくさん、それはもうたくさんの人が受験されていました。どんどん受験する人数が増えていると聞いたことがあるので納得。年代も様々。
久々にピリっとした空気のなかで試験を受けるという体験をしました。
長男も似たような雰囲気のなかで模試を受けているのかな・・受験当日もこんな雰囲気かなと思いつつ試験終了(これが結構時間余った。昼も挟むので結構な長丁場)
自己採点の結果、合格だろうと思ったので発表まではそこまで緊張しませんでしたが、やはり「合格」の2文字を見たときは嬉しかったです。
5月に決めて9月の受験なので、結構な時間をかけて勉強したほうだと思います。
受験して良かったこと
良かったことのひとつは、勉強することの大変さ、楽しさを再確認できたことです。
最初は子どもにやっている姿を見せられるかも。勉強している人の気持ちを体験してみようという気持ちだったのですが、結果的には自分自身の知識を増やすことができました。
しかも自分の生活に密着したお金に関する、知らないよりは知っておいたほうが確実に良いであろう内容ばかりなので本当に良かった。
これで子どもがどう思ったのか、思わなかったのかは分かりませんが、「勉強って大変だよね」と気持ちに寄り添えることができるようになったことも大きな収穫でした。
この気持ち、知らないより知っておいた方がいい!!私は絶対そう思う!
取ったことによるデメリットは特にありませんが、しいて言うならば
「FP3級を取ってもそれを使って色々な仕事をできる可能性は低い」
ことでしょうか。
ただ、私にとっては「自分と自分の家族のために勉強したい」という気持ちだったので問題ないです!
おわりに
思春期の子どもに色々と気になって言ってしまう母たちには、自分が勉強する時間を持つ、何かに夢中になる。ということは非常に良いことだと私は思います。
その夢中になる時間は子どものことは気にならないですし、自分のなかの知識も増やせます。
子どもの気持ちも少しは分かるよう思えました。
うるさく言う時間も減ります。
FP3級はどなたが取得しても意味のある内容ですし、そこまで難しいものではないので、もし「何か勉強はしてみたいけど何をしたら良いの?」と思われている方におすすめです。
コメント
まつははさ~ん
お家近そうなの???
まじ~???
まつははさんも北関東なのかな?
そうなんですよね。
子供に関心を持つ時間を減らすって必要だな~と思います。
これお姑さんに言われたんです。
まだ子供が小学生のときでしたが…
「ヒマなのよ~ヒマだからくだらないこと考えるのよ~忙しかったら悩むヒマもないわよ」
あははは
たしかに~と思い、わたしも少し仕事をはじめた~ということです。
まだ子供が小学生だったから子供の帰宅時間までには帰りたいと思ってはじめました。
今は…もっと忙しくないと…思春期の子供にやきもきするのか(笑)
でも…毎日高校弁当もあるから、このくらいがいいなぁ(^-^;
いっぱいいっぱいになると、別の意味でヒステリックになるわたくし(笑)(笑)
応援ポチ♬
ハピハピさん~!
はい。近い予感がします(笑)うふふふ。
お姑さんの言葉良いですねえ。。確かに暇だから悩むって言いますよね。
私もパート始めたころ「子どものこと考えなくていい時間って良い!!」と思いました!
毎日のお弁当お疲れ様です。私も来年からはそうなる予定(^-^)
忙しいとイライラしますよね。それもとてもよく分かります!
出来ることを出来る範囲で・・が大事ですね。