希望の高校の倍率の発表がありました。
長男の希望している高校は今年度、ものすごく学校のPRに力を入れており、倍率が去年よりもかなり上がっていました。
今回はその結果を聞いた長男と私の会話。長男の考えていたこと。
それらのことについて綴ります。
第一回目の倍率発表に驚く我が家
先日高校の第一志望の倍率について発表がありました。
詳細は控えますがもちろん1.0倍を超えており、その結果を見た私は不安になりました。
「当日の出来が悪ければ・・」という考えが頭をよぎりました。
長男も倍率を知って驚いたようですが、どうしてもこのまま受験したいと。
私達夫婦はそれを応援することにしました。
倍率を知ったあとの長男との会話内容
後日、改めて倍率のことや、長男の今思うことについて話す機会がありました。
その時の会話をご紹介させてください。
まつはは 「いや~倍率高いね。まだどうなるかは分からないけどドキドキするねぇ」
長男 「そうなんだよね。でも正直私立よりは公立に進学したいんだよねぇ・・だからあまりに倍率が上がるなら変えたほうがいいと思って・・」
まつはは 「え?そうなの?あんなに強い意志だったのに」
長男 「でも お金かかるから・・」
まつはは 「(お金的には公立だと有難い気持ちを抑えつつ)そんなこと心配しなくても大丈夫!自分のしたいようにしたら良いと、お母さんは思う。あなたが受験したいなら思い切ってしてみてほしい」
このように伝えました。
お金の心配をしてくれていることを初めて知りました。それにびっくり。
過去の自分の選択が今の自分をつくっている
志望校の話をした際に長男と他にも話をしていたのですが、それがこちらの話です。
「今のあなたは過去のあなた自身のの生き方や選択の結果だよ。あのときに『受験がこのままだとヤバイ』と思ったからこそ勉強や検定を頑張ろうと思ったんだよね?だから今がある」
「未来には今のあなたの生き方や選択の結果が出る。少し先の未来、3月には、4月にはどんな未来になっていてほしい?その結果を得るためにあなたは今何ができる?」
「その近い未来に後悔しないために、今何ができるのかを考えて行動できると良いよね」
と。これは自分にも普段言い聞かせるようにしていることです。
ゴールを設定しないと自分を見失う。ただやみくもにやるのも悪いわけではないけれど、少し先の未来だと想像しやすいと思うので私はこの考え方が好きです。
ちなみに長男が「勉強しよう!」と思ったキッカケは
① 特に内申でプラスになることをやってこなかった
② 少し離れているけれど、自転車で通える範囲で知り合いが少ないであろう学校に入りたい(高校デビュー(古い)したいのかな・・)
③ 大学に進学することを考えている
この3つが大きかったようです。
その条件を満たす高校を見つけてからの彼は本当に変わりました。志望高校を決めたことが彼の変わろうとした出来事だったように思います。
子どもの受験は親の問題ではないことを知る
中学生や高校生時代って今までの人生のなかで思い返してみても非常にインパクトが強い時代なように思います。長く感じるというか。
たくさんの楽しいこと、苦しいこと、悩んだり落ち込んだりを繰り返して心も体も大きく変化する時期だったなと。
苦しんで成長する時期を味わってほしい。自分で悩んで解決方法を模索して前に進んでいってほしい。親子であろうと子どもの受験に関しては親の問題ではないのだなと思います。
子どもの悩みは子どものもの。それを親が奪わない。
意見やアドバイスは求められたときに「私はこう思う」と言えば良いのです。
ただ、我慢できず言っちゃうときもありますよ。いくら頭で分かっていても気がかりですし。自分の力で生きていけるだけの力をつけてほしいですし。全てを我慢ってなかなか難しい。女の人はホルモンの影響もありますし。(言い訳している)
そんなときはその場を離れる。自分のことに集中できる時間を持つように心がけています。ちなみに今朝長男にうるさく言っちゃったな・・と思った私はそのままだともっと言ってしまいそうだったので二階に行き、最近買った服を他の服と合わせて着てみたりしていました(笑)
親は好きなことを諦めなくていい
子どもが受験だからと親御さん自身が色々と自分のことを制限するのを見ることがあります。
私が今まで見てきた例でいうと
① 願掛けのためにネイルをやめた
② パートしていたけど、サポートのためにお休みを取ることにした
③ 自分の好きな趣味の活動をしばらく休むことにした
④ 外出や飲み会などに出かけるを控える
などです。まぁ個人的に考えてみると④の飲み会などは体調管理などを考えてみると控えるのもアリなのかもしれませんし、人によって色々な意見はあると思います。
それに我が家ではリビング学習なので、勉強している間は動画やテレビは見ないようにしたり、イヤホンつけるなどの気遣いはしています。
ただ、どうしてもそうしたい場合を除いて、親が色々と我慢しなくてもいいんじゃないかな・・とは思います。
以前もどこかで書いたかもしれませんが、長男は「お母さんの趣味や好きなことと、僕の受験は関係ない」と言っていました。この言葉、すごく好き。
自分ばっかり・・と思う方はこちら↓↓
子どもからしたら、自分の受験で親が必死になってあれこれ気を回されるほうが迷惑なのかもしれませんね。
ちなみに私は子どもの受験直前に演奏会があり、入試の日から合格発表までの間にもイベントの予定を入れました。考えていても過ぎる時間は同じ。
モヤモヤ受験期を親が乗り切るためにできること
私にとって初めての子どもの受験であり、正直ほんのりと緊張したり、様子を見たりしてモヤモヤすることはあります。
もやもやしている時って、私の場合どんな時かを考えてみると
① その高校の倍率や情報を見ている時(必要なことではある)
② 勉強しない状態の子どもを見ているとき
③ 周りの情報に変に振り回されているとき
④ 時間があって考え事ができやすい状態のとき
このようなときにモヤモヤすることが多いです。対策を考えてみると
①の場合 必要な情報以外は見ない。もしくは長男に任せる
②の場合 その場を離れる
③の場合 あまり周りのお母さん方には聞かない(私はこれで不安になりがちなことが多かったです。 わざわざ不安になる情報を取りにいかない
④の場合 読書する、録画を見るなど他の時間にする
などができるかなと思います。
自分で実行しやすい対策方法を見つけて、できるだけ軽やかに過ごせますように。
おわりに
今回は倍率を知った私と長男の会話をメインにして書いてみました。
あまりチャレンジが多くない長男には、ぜひ自分の思うようにチャレンジしてみてほしい。
そう思っています。
大丈夫。どこに進学しようとも、私にはあなたが楽しそうに過ごしている状態しか浮かびません。
コメント
すごいな~
まつははさん、立派!
伝える言葉が端的でシンプル!
わたしはこんなにうまく言えません…
まだまだ未熟者なので、自分本位が否めません(^-^;
まつははさんのようなお母さんに育てられたら、お子さんも自分で判断できる子になりそう!
まつははさんが変わったから、長男君も変わったのですね(*^-^*)
わたしももっと子供との距離を気をつけようと、改めて思いました(*^-^*)
未来への夢の持ち方とか、モチベーションとか、わたし、それを子供に教えるのが下手かも…
だって…自分自身が…なにも描いてこなくて…
なんとなくそのときの先生や親の情報で、いい方向に流れてきた~って感じの人生なんですよ(笑)
だから子供にも、その自分の経験しか話してあげられなくて(^-^;
しかも勉強の記憶があまりなくて…
学生時代に自分がどれだけ必死に勉強したとか、受験の大変さとか、いまひとつ分からないんです…
社会人になってからのほうが、すごく頑張ったな~って記憶があるんです!
英検は結婚してから学びました。
こんなわたしなので、大学を目指す子供にいいアドバイスができないので、わたしが言えることは「自分の人生だから自分で考えて決めて~」です(笑)
勉強するしないも、大学行く行かないも、君たちしだいだよ~って(笑)
これでもいいのかな~(^-^;
へんに執着してイライラするよりマシかな(笑)
応援ポチ♬
ハピハピさん
いやいや・・もちろんいつもこんなスムーズな会話が出来ているわけではなく、私も十分に自分本位です。
ただ勉強中だったり、知ったことや体験したことが誰かのお役に立てたらよいなぁ・・こういう経験談もあるんだよという感じです。
子どもと言い争いになることもありますし、イライラして怒ることもあります。
むしろハピハピさんは「自分で決めて~」が言えているなら、とっても凄いと思います。
なかなか言えないことですよねぇ(#^.^#)
次男に関しては私もまだまだ出来ていないことも多いので、勉強しながら進んでいけたらなぁと思っています。
いつもありがとうございます!