とにかく片づけない、部屋が汚い カバンの中も汚い 制服も片づけない
いくら言ってもスマホばっかり見ていて本当にだらしない!
そのようなことでお悩みではないですか?
うちもそうです(笑)
今日はそんな解決していない状態で、私がどう対応しているかをご紹介します
我が家の息子たちのだらしなさをご紹介
我が家の中学生男子。はっきり言ってめっちゃだらしがないです!
本当に適当ですし、特に次男は学校からの手紙もクッチャクチャで出してきます。なんなら部屋にためていることもあります。
2人とも部屋は漫画本が床に散らばっていたり着替えも散らばっていたり!ゴミも溜めまくっていたり・・泣ける・・
そんなにきれい好きにならなくても良いですがね。。あんなに散らかっていたらモヤモヤしたりしないのかなと思いますが・・しないんでしょうねぇ
そしてスマホもめちゃくちゃ見ています。なんなら家の中で歩きスマホですよ。
Youtubeにラインにどんだけやねん!!(まぁ私も見てますが)と思いながら見ています。
ガミガミ怒るのはあなたが子供のことを真剣に考えているから
そんなとき、「いつまでスマホ見てんの!?」「ちゃんと勉強しなさい!!」「部屋を片付けなさい!」などかなりイライラして怒ること、ありませんか?私はありました。今でも時にはあります。
個人的には部屋のゴミが落ちている状態が平気なのが理解できずについつい拾ったり捨てたり・・していました。
しかしあれもこれも親という立場としてしっかりした大人になってほしいから。
本人が大人になったときに困るだろうから。
困らないように、嫌な思いをしないように、恥ずかしくないように。
なんだかんだ我慢ができず、理由をつけて手伝ったり声を掛けたり。
そのお気持ちは本当によく分かります。我が子だからこそ自分のことは自分でしっかりと出来る大人になってほしいからこそ。
あなたは親としてとっても頑張っている、素敵な親御さんです。まずはそのことを自分で認めてあげましょう。私たちって素晴らしい。
結局は怒られてやっていても意味はない
放っておいたら
どんどんだらしなくなりそう!!
怒りたくなくても怒っちゃいますよね!!
言わないと動かない。言わないと片づけない。何かを禁止したり制限したり。
しかしそれを実行したことで何か改善したことはあるでしょうか。
「勉強しなさい」と言われて動いた場合、一応机に向かっているかもしれません。でもそれって集中して一生懸命勉強していると思えますか・・?思えませんよね・・
無理やり机に向かわされた場合、多分「あーうるせー。ちょっとやってるフリしておこう」みたいな感覚になるとは思いませんか。
しかし一応机に向かっている子供を見て、「ああよかった。少しはちゃんとやっているな」と勝手に期待していませんか。
怒ることで動いたところで、本当は何の意味もないことは少し考えたら分かるはず。
でも言ってしまう。机に向かっているのを見ると安心する。それが多くの親なのかなと思います。
私が実行していること
私も注意したり怒ることはあります。そんなときは子供をコントロールしようとしている感覚があり、良い気分にはなりません。
なによりも私自身が良い気分で過ごしたい・・と思い実行していることがあるので5つご紹介します。どれかひとつでも参考になれば嬉しいです。
方法① しっかりした親だと見られたい欲求を放棄した
この気持ち、このきちんとした親に見られたい欲求はかなりありました。「私はちゃんとやってるんです。頑張っているんです~!」と周りに分かってほしくて取り繕っていました。
しかし、「子供は私とは全く違う人間だ」という境界線を意識し始めたらこれがかなり減りました。
確かに母親の影響や育て方が子供に影響することはゼロではないでしょう!
しかし中学生ともなると自分の考えを持ち始めたり、他人の目を気にし始めたり、様々な影響を受けて大きく成長する時期です。
そして、そもそもこのような子育てに関するブログを読んでくださっているような方々に対して「親がきちんと育てていないから」と思う人はほとんど居ないでしょう。むしろ一生懸命なはずです。
そんなあなたこそ、「私は私、あなたはあなただもんね」と境界線を意識して、ある程度の距離を取ることで気持ちはかなり楽になります。
それができないのであれば、それはまだあなたがお子さんを信頼できていないのかもしれません。
「まぁ、何かあっても大丈夫。本人がヤバイと思ったら動くだろう・・」と信じて任せることができるからこそ、距離を取れるようになります。
よろしければこちらも参考にしてみてください↓
方法② 部屋が汚い場合は諦めて無理に掃除しない
私のストレスを減らすために「子供の部屋は見ない」ことに決めました 。
そりゃたまに「今日は天気良いから空気を入れ替えよう」と思い、窓を開けることもありますよ?
ジロジロ見てしまったらイライラしてくるだけなので(笑)見ない。。もう見ない選択をしています。
ゴミがゴミ箱からあふれそうでも見ない・・制服のシャツがシワシワで床に落ちていてもハンガーに掛けない・・もう結構手を出すのを我慢するのが修行の域ですが我慢しております。
手を出したら色々出てきて怒り倍増になる未来が見えるので窓を開けたらパッとでる。。
色々と考えないことをおススメします(笑)
方法③ 子供がスマホを長時間見ているときにかける言葉に気を付ける
「いつまで見てんのー!!!!!」を「何時まで見る予定?」に変更。
声を掛けたら大体時計を見てハッとしております。
これは簡単でやりやすい方法です。
方法④ 朝は起こさない
これ・・つい起こしていた私ですが、朝のバタバタの時間に何度も声を掛けて起こすので時間も取られるわ、さっさと起きない状況に朝からイライラが止まらなかった私。
精神衛生上よろしくないためある日
「明日から起こさないから自分で起きて」と伝えました。
その次の日・・・
起きてこないんですよ・・
起こしたい気持ちをグーッと我慢して朝食を準備する私。
これは結構戦いでした。しかし宣言して結局起こしたら「あーやっぱり起こすんだ」と思われるのが悔しい。そして遅刻するのならすればいい!気まずい思いをすればいい!と自分に何度も言い聞かせました。
そしていつも起こしていた時間の30分後。若干焦った2人は起きてきて、朝食を食べて、学校に向かいました。
私の勝ちです!!!!
起きたときは「おーー!自分たちで起きられたね!」と伝えることもできました。
方法⑤ 困ったときが変わる大チャンス!と捉える
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というドイツの名宰相であるオットービスマルクという方の有名な言葉があります。
以前の私は良い親だと思われたくない、その上失敗をさせたくないと思っていました。
失敗したら可哀そう。失敗したら私も恥ずかしい(←なかなか最低)
しかし夫にも「失敗しないと分からないんだよ」「恥ずかしい思いをさせろ」と何度も言われ、そのことに納得した私は「困ったら変わるチャンス」と自分のなかで意識を変える努力をしました。
結局は本人が真剣に悩んだり、考えたりしないと人は簡単に変わらないのです。
親であろうと子供のことも変えられない・・毎日自分に言い聞かせています。
1番大切にしていること
今まで色々と我慢して、子供のことを全て優先して暮らしてきた。
何よりも自分の気持ちや気分を大切にしたい。
私は私の子育てを楽にしたいという願望がものすごくありました(笑)
もう子供のことで怒るのもイライラするのもピリピリするのも、とにかく疲れた。
「子供が勉強しようがしまいが、怒られようがもう知らん!本人の責任だ!」とある日思い立ち、その日から自らイライラする元ネタに近づかないようにしました。
子供の散らかりまくった部屋とか、ダラダラしている様子とか。
リビングで散らかしたものは「これ、片づけてね」と伝え、それでも片づけないなと思ったものはリビングの彼らの勉強机(我が家リビング学習です)にドサっと置きます。ちなみにその机の上もしょっちゅう凄いことになっています。
でもいいんです!怒って伝えても一瞬きれいになるだけー!!すぐ元通り!
人がどうこうじゃない。私が機嫌よくいられる方法を選んでいるのです
それに、同じ出来事が起こったとしてもその時の自分のコンディションによって気持ちや対応方法は違ってきませんか??
なので、あなたが機嫌よくいることが重要になるのです。
この気持ちをベースとしておくことが大切だと実感しています。
見守ることで起きてきた変化
たまーに我慢できなくなったら自分でゴミを捨てる
なんだかんだ時間ギリギリでも焦って起きてくる
きちんとしないといけないと本人が思ったときは、自分でシャツにアイロンをかけている
自分なりの勉強スケジュールを立てて勉強するようになった
これらは私の態度が変わったことではなく、本人の成長があったことかもしれません。
なので長男にインタビューしてみました!
長男(中3)にインタビュー!!
なかなか面白かったので是非読んでみてください!
まつはは: 「お母さんがあまり色々うるさく言わないようにしてたことは気づいた?」
長男:「気づいてたよ」
まつはは:「それは長男にとってどうだった?」
長男:「すごく良かったよ。言われなくなったから『自分でやらなきゃ』という気持ちが強くなったし、結果自分の力で成績が上げられた。これはすごく良かったと思う」
まつはは:「リビングでダラダラしている時の『怒られるんじゃないか』のヒヤヒヤはなくなった?」
長男:「それは今でもゼロではないけど、以前よりは減ったよ」
まつはは:「リビング学習なのと自分の部屋で勉強するの、どちらが良い?」
長男:「絶対にリビング。やっぱりサボることが減るし、全然違うと思う。」
まつはは:「朝起こさなくなったのはどう?」
長男:起きる時間は遅くなったけど、将来自分で起きられるようにしておかないといけないから、結果的には良かったよ」
まつはは:「最後に、自分で考えてやってねと言われたことでの良くなかったことはある?」
長男:「うーん・・将来的なことを考えたらそれはほぼ無いと思う」
以上です。いかがでしたでしょうか。
終わりに
長男にインタビューは個人的にとても面白かったです。
あの時切り替えることができて良かったと思えました。
まだまだ、だらしない部分も大いにありますし、注意することももちろんあります。
「何時まで見るの?え!そんな見るの!?めっちゃ長くない!?」と言うこともありますし、怒って言い合うこともあります。人間だもの!!
まぁ、お互い完璧にはなれないし、簡単に人は変われない。でも本人が変わりたいと本気で思えば少しずつ変わることができる。
そう思います。
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