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子育てが終わったときを考えてみる

子育ての悩み

お久しぶりです。特に予定はないのですし、なんなら私は時々仕事ですが我が家もそれぞれ連休楽しんでます。ゆっくりできる時間は貴重ですね。優雅。

さて、今の時代は珍しくはないでしょうが、私は比較的初産が遅いほうです。

もう40代半ばを過ぎました。昔なら子どもが独り立ちしていてもおかしくない年齢です。

知っていました・・?もう一年のうちの三分の一過ぎたのです・・時間のスピードがどんどん速くなるこの感覚が怖い。

そして子育ての終わりを考えることも少し増えました。

今日はそんな子離れの話

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以前から夫は「自己責任」を私に伝えていた

私は長男が中学生になったとき、まったく子離れができていない母親でした。しかし、今振り返って思い出すのは夫が子どもに対して言っていたことです。

「失敗して恥ずかしい思いをすればいいし、情けない気持ちになればいい」

「みんなの前で怒られろ」

「恥をかいてこい!」

など。当時の私は「この人はなんて冷たいことを言うんだ」とショックでしたし嫌な気分になり「そんなことを言わなくてもいいじゃない」と言い返していました。

「そんなことになったら子どもたちが可哀想だ」「それが原因でいじめになったらどうするんだ」と不安な気持ちでいっぱいでした。そんなことになったら私は耐えられない。

もはや子どもに辛い思いをさせたくないのか、私が恥ずかしい思いをしたくないだけなのか、まぁ両方の理由が大いにあったのだとは思いますが、夫のそんな意見を当時の私は受け入れることができず、「そんなこと言ったって・・」と手と口を出す日々を過ごしていました。

そんなまつははが子離れを意識したきっかけ

習い事の送迎はして当たり前、朝は起こして当たり前、学校に行く時間にも忘れ物が無いかどうかと声をかけ、カバンの中を確認しようとしたり、一緒に勉強しようと無理にやらせてみたり。。子どもにとって結構な毒親であったと思われます。

そんな私の様子を見ていた夫がある日

「そろそろ自転車で習い事も行かせてみたら?もうそういう年齢だと思うけど」

と私に言いました。その時になぜかハッとしたんです。「『どうして私は送迎しないといけない』 と思い続けていたんだろう・・?」と。

何も考えていなかったんです。成長していると分かっていたはずなのに「できない」「まだ早い」と無意識に決めつけていました。これ、結構怖いことですよね。無意識でのできない設定。「色々とできるようになってほしいと願いつつ、できるように促せていなかった自分」に衝撃を受けました。

夫からの提案に同意したところ、その習い事に行くには四キロ程度の道のりがあったため、初回は夫が道を教えるためにも自転車で子どもと一緒に行ってくれました。そして二度目からは子どもたちだけで。最初は心配しましたが本人たちは自分の好きにできることが嬉しかったらしく、帰りに寄り道してきたり、たまにはマックに寄って来たりと非常に楽しそうにしていました。

模試は全てひとりで行かせていた

それを機に子どもに対しての過干渉になっていないかどうかを非常に意識するようになりました。

私の住んでいる地域では中三になるといろいろな高校で定期的に模試が行われます。地域や中学によって振り分けられているのだろうと思うので、友達と行く子も多いです。

しかし我が家の長男は「友達と行けば?」と声をかけても「うん」と返事をしながらも全然してこない・・

親としては心配だったのですが、スマホもあることだしと「自分で調べてね」と乗換案内やグーグルマップのアプリを教えておきました。そして居場所が分かるようにお互いの位置情報は共有。

最初は心配しましたが、行けないと困るのは本人ですし、なるべく入試本番の状態に近くなるようにと一人でやらせてみたところ、自ら早めに家を出たり電車の時間を前もって調べたりして意外とスムーズに行けていました。(目的地に到着できたかどうかの居場所は確認してました(笑)だって気になる)

思えばこの件以来、兄弟で結構遠いところまで自転車や電車で行くようになったので行動範囲がさらに広がりました。

その問題で困るのは誰だろう?で線を引く

自分が過干渉にならないために、子どものことで悩んだ場合「その問題で困るのは誰か」を考えて自分の中で境界線を引くようにしています。

小さいことですが、例えば長男はなかなか連絡先を交換しようと人に切り出せないタイプで、高校に入学してからもなかなかLINE交換ができておらず、部活のことなどで「日程がわからない~」と騒いでいました。

「同じクラスや部活の人と連絡先交換しないの?」と聞いてみたところ、「タイミングがない」(そんな訳がない)と言うのみ。

思わず「タイミングは作るものだよ?」と言ったところ、「教えたくないって断られたら嫌だから・・」とのこと。

長男は自ら「連絡先教えて」と言ったことがほぼ無いためなかな切り出せない様子。

それを見て「まぁ、今まで自分から教えてって言ってこなかったんだから緊張はするだろうね。でも困るなら自分から言うこともやってみたら?」と言って、そのままにしておいたところ、翌日には交換してきていました。

私がいちいち心配したり、気をもんでも仕方がないですし、部活の日程が分からなくなって困るのは私ではなく長男です。

子どもが困っていることが分かったならば、親の考えを伝えてみて、それを聞いた本人がどうするのか。強制せずにその状態を観察する意識が大切だと思っています。

もちろん毎回毎回上手くできるわけではないですが、意識しておくだけで対応が変わりますし、子どもの気持ちと親の気持ちに線を引くことで楽になります。

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結構読まれている まつはは黒歴史シリーズ。 子どものことを一旦置いておいて、義実家とのことを中心にお話します。義母ネタ多めです。 過去にも私がモラハラ妻だった時代をご紹介しておりますが、今回過去に私がいかに酷かったかをご紹介します。最終的に...

今から第二の人生の練習をしておこう

子どもが自立したあとに口を出すような親になりたくない。

そう遠くはない未来のために(まだまだ先と思っていないほうが良いですね)今できることは、結局は自分と向き合うことだと信じています。

自分がやってみたいと思っていたこと、再開したいこと。これから行ってみたい場所、そのための計画を立てること、実行すること、友達と出かける、夫と出かける 一人での時間を楽しむ。

なんでも良いのですが、自分の人生を生きることができる時期が近づいてきていると前向きに捉えて進んでいける絶好の機会だと思うのです。自分がどんなことをしたいと思っていたかを思い出す時間を取ってみてはいかがでしょうか。

そして年齢が上の方の生き方を見るのも非常に刺激になります。

私の場合、お知り合いの方で年齢が上で音楽や運動を楽しまれている方、50代で楽器を始めてレベルアップされている方がいらっしゃいます。新しいことにも色々とチャレンジされており、その生き方に憧れます。

それをご本人にお伝えしたところ「もう人生も後半で、いつ何が起こるかわからない。だから後悔の無いように色々とやっておきたい」と仰っていました。

自分が忙しくなると色々気にならなくなります。暇だと色々と気が周り過ぎて余計なことをしたり口を出したりしがちです。今から自分の趣味を探しておきましょう。自分の人生を生きられる時期が近づいてきています。

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終わりに

4月が終わり、少し新生活にも慣れてきました。

そんななかで子離れのことを考える機会が私の中で増えています。

もちろん心配や不安がゼロとまではいきませんが、割り切ることで激減したのは事実です。

人生100年時代、残りの人生を自分のために生きるために。今から少しずつ練習できると良いですね。

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