今回は入試を終えた長男に色々と聞いてみたりどんなことを実行したのか、どんな時にどんなことを思っていたのかを聞いてみたり、親から見ていた様子をご紹介します。
私達も初めての受験生だったので、後から気づけたこともあります。これから受験を迎える皆様に少しでも参考になると嬉しいです。
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この本は私の考えを変えてくれました↑
志望校の決め方
※都道府県によって違いがあるかと思いますが、私達の住んでいる場所では私立高校はいくつでも、公立高校は1校だけ受験できます。ただ私立、公立1校ずつ受験するご家庭がほとんどです。
基本私立も公立も見学や説明会は行けるだけ行きました。1校に対して3~4回は何かしらで参加していたと思います。
私立
志望校の決め方としては私立に関しては塾にすすめられたところに見学、色々なイベントもあり非常に楽しそうに感じ、長男は私立ならここに通うのも楽しく過ごせそうと思ったそう。ただ公立で多少挑戦したかったため、比較的スムーズに合格できるであろう高校を選択したとのこと。
公立
長男が大学進学を視野に入れていたため、少し頑張れば合格できそう、且つ進学率が高い高校を選択。ただ2年生のときに職業体験で行かせていただいた自動車工場での仕事が面白そうだったため、4月~夏頃までは工業高校も興味があり、その期間説明会や体験会には積極的に参加しました。
親が気を付けたこと
出来る限りその高校の良い部分に目を向ける
何よりも本人の意思を尊重すること。そしてどの高校に対しても親にとって都合の悪いこと(私立は学費がかかる等)は言わずにそれぞれの高校のメリットを伝えるようにしたこと。
例
この高校は学食があってガッツリメニューも豊富で良いね
購買のパンがすごく美味しいらしいよ(食べ物重視・・?)
実践的な授業が多くて、就職率が高いから安心かもね
夏休みに短期留学ができるらしい!楽しそう!
ここは進学率が高いし、比較的穏やかな性格の人が多いらしいから合ってるかもね
部活が色々豊富だから選択肢が増えていいね!
などなど。
通学を具体的にイメージする
そして実際に通うことになった場合にどのくらい時間がかかるか、通学時間がストレスにならないかをイメージできるようにしました。
「多少時間はかかるけど、このくらいなら通えるかな」と思ったとしても実際高校生活が始まると週5日間です。親がお弁当を用意する場合も多いでしょう。通学時間がかかるとお弁当を用意する時間も早まります・・。ツライ・・。
そして入学前は親も学校に行く機会も多いですし、実際学校が決まってから私が感じたのが「いざとなれば車で迎えに行ける距離」「駅から比較的近く通いやすい」ということは我が家にとって非常に大事なポイントだったなと感じています。
実は私立は徒歩を含めて通学に1時間程度かかる場所でした。入試までは「まぁ行けるかな」と思っていたのですが、やはり往復だけで考えると大変かなと。「どうしても、絶対にその高校が良い」 という強い意志があれば遠くても大丈夫だとは思います。
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長男の高校受験の勉強に対しての向き合いかた
こちらに受験時の長男の様子は記事にしたので、今回は長男自身がどんなことを考えていたのかを中心にご紹介します。重複する部分もあるかと思いますが、その辺はごめんなさい。そしてなるべくそのまま本人の言っていた言葉で書いているつもりです。
以下、長男に聞いたみた↓
勉強するきっかけになった出来事はあった?
学年主任の先生からの話に衝撃を受けたこと、あとは同じクラスの仲の良い友人に得意科目の定期テストの点数で負けたこと。これがかなりショックだった。本気でヤバイと思った。
正直それまでお母さんの言っていることは嘘だろと思っていたし、真剣に捉えてなかった。おいー
どうしてその高校に行きたいと思った?
社会が好きで歴史のなかの政治が面白いし、できればそういうことを大学で勉強できればと思った。それを考えたら進学率の高い高校のほうが良いと考えた。でも政治関係の学科ってレベルが高そうだから・・どうしようかな・・
あとはあまり同じ中学の人が受験しない高校がよかった。新しい環境で、新しい自分として過ごしたいと思った。
担任の先生に「内申の加点もないし、志望校を変更することを視野に入れては?」と言われたときどう思った?
絶対に変えない。落ちても私立に行くと決めていた。他の高校を考えられなかったし、僕にとって良い高校だと思った。親に「私立に通ってもいいんだよ」と言われていたことも安心できた。(本人の固い決意があったため、いざとなったら私立に通わせようと私達夫婦が決意したのはこの頃。)
合格のために何を意識した?
まずは内申に加点が何もないことがヤバイと思った。英語は苦手だけど英検だけは取ろうと思った。
「せめてひとつは」と。
大の苦手だった英語の勉強のやり方は何か工夫した?
夏休みに志望校の説明会に行ったときに、その高校の生徒会の方たちに色々お話を聞ける機会があった。その時に英語がとても苦手だから勉強方法を聞いたみた。その時に言われたのが「とにかく単語を覚える」ことだった。(この帰り道に長男の希望で英検3級の単語帳をポチっとしました)
あとはとにかく分からないことは学校の先生にも塾の先生にも聞きに行っていた。単語が分かるようになって長文を理解できることが増えた。
とにかく単語は大事。
単語→長文→分からない単語ピックアップして暗記→文法の確認 を繰り返した。
それでも時間がかかっていたから長文を読むスピードを上げる練習もした。(模試や過去問の長文を5分程度で読む練習をしていたそうです)
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ついでに数学の勉強方法も教えて(㊟特に得意科目では無かった(笑))
とにかく物量。計算ミスをしないようにすること。取れる問題は確実に取ることを意識した。
塾の先生に言われた部分は絶対にミスしない。あとはスピードを上げることが課題だった。
(確かにこれで模試の点数が上がりました)
長男は塾からの課題やテキスト、過去問以外にもこのシリーズを5教科分よく使っていたようです。
県で特化しているわけではないですが、色々な問題に触れることができて、ざっとまとめられていて薄くて良かったと言っていました。
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こうしておけば良かったと思うことはなに?
僕は10月くらいに過去問を買ったけど、もっと早く購入しておけばよかった
それはなぜ?
過去問が解ける、解けないが大切ではなくて、「どんな問題がでているのか」を実際に知ることが大切だと思った。
勉強へのモチベーションを保つ方法は何かあった?
休憩はしっかり取ること。
勉強を始めるときは少しでも好きな教科からすること。
色々予定を立てるのもいいけど、その日の気分も大事。
僕は友だちに得意科目の点数を抜かれてショックを受けたけど、1番は自分の目標を持ってそれを超えることが大事なのかなって思う。
私達夫婦から長男を見て思うこと
長男の受験勉強に関して、私から見ていて思うのが
「長男は塾や学校の先生、志望校の先輩たちからいただいたアドバイスを素直に実行したから合格できたのだろう」ということです。入試直前の担任の先生と生徒の二者面談では、模試の結果を持ってきても良いよと言われていたらしく、合格できるかどうか不安だったため直近3回分の結果を持って行って見せていたそうですし、塾でもよく先生と話していたとのこと。
なによりもこれを書いていて思うのが、親の言葉ってほとんど響いていないことなんですよ・・
内申点のことも、英単語のことも私も口をだしたのですが、全然聞く耳を持っていなかったんだなと。。高校受験に関して「親に言われたからこれを頑張った」という言葉は皆無でした。
長男が自分で決めたことに対して、自分で考えて行動して得た成功体験
これが最も良かったと、わたしたちは思っています。
これからの高校生活は私は長男らしく、楽しく通ってくれると信じています。
まだまだ正直気になることは多いですし、生活のなかでだらしない部分も多々あるのでそこは改善してほしいですし伝えることもあるでしょう。でももう対等な大人として付き合える年齢になったと思います。
さぁ、高校入学の準備を頑張ります。
本日もありがとうございました。
コメント
高校に入っても英語が苦手な息子…
英語が足を引っ張っています。
一年間息子の意見を尊重し、塾もいかせず、息子のやりたいようにさせてきたけれど…
息子の性格上、これではダメだな…と夫と話し、二年生から英語だけ塾通いさせることにしました(笑)
このあたりつぶやきたいと思います(*^-^*)
応援ポチ★
ハピハピさん
親もモヤモヤしますよね。一体いつになれば・・?的な。
私自身高校では親に何も言われず、どんどん勉強しなくなった経験があります・・
(言われなかっただけが原因でもないと思いますが(-_-;))
最終的に非常にがっかりされました・・
ほんと、どの対応が正解なのか悩ましいですよね。