最近夫と話していたのですが、
「受験の1年間、どうなるだろうと思っていたけど家の中ギスギスしなかったね」
「もっと親子でイライラするかと思っていたね」
と。
これが本当にありがたかった。
先日は手帳を元に2023を振り返りましたが、じゃあ実際どんなことを考えて、どんな声掛けをして、親子でどんな会話をしてこの1年を過ごしているのか、入試直前の私達がどんなことを意識して過ごしているのかをご紹介します。
こちらが手帳をもとに振り返ったブログです↓
結論 最終的には本人次第と腹をくくる
結局やる気出すのも出さないのも本人の問題です。
私は今は長男が第一志望に合格してもしなくても、この子は幸せに生きていけると信じています。
ただ、長男が受験生になるときに、本人の気持ちを引っ張り上げようと私だけが必死になるのはどうしても避けたかったので、自分のために色々と対策を考えていました。
長男と精神的な距離をとった
「まずは私自身が心地よく、機嫌よくいるためにどうしたら良いか」これが1番大切で、私が笑っていないと家庭内がギスギスすることが分かっていたので、受験生である長男と距離を取ることを選択しました。
その対策方法のひとつがこちら↓夫に色々お願いした。
男の子であること、当時長男は工業高校の進路も選択肢に入れていたこと。(夫は工業関係)
何より私が学校の説明会や見学など全てを担った場合、「私ばっかり!!」とイライラする姿が目に浮かび、それが良い結果を生むわけがないと考えました。
夫には感謝しかありません。
自分の行きたい場所、したいことをした
こちらは何度も書いているのですが、自分にもお金を使い(使える範囲で)したいことをして、行きたい場所に行く、ほしいものは(ある程度)買う、食べたいものは食べるなど、自分が機嫌よくいられる方法を色々と実行しました。
私個人的には「行きたい場所に行く」これがとても良かった。2023年の良かった思い出の多くが大事な友人と行きたい場所へ出かけられたことです。
2024年もやりたいことリストや行きたいところリスト、欲しいものリストを作っているので色々実行に移したいと考えています。
親の不安を消すために色々と確かめることをやめた。
子どもの勉強や成績、受験生になり気になることが盛りだくさんですが、以前の私は勉強の内容やどのくらいやったのかどうか、ノートきれいに書いているのかが気になりまくりでした。
「あの単元の勉強した?」
「単語覚えた?チェックするの手伝おうか?」
「他の教科は大丈夫なん?」
「漢字もやってんの?」
などなど。
子どもに「ノートをちゃんと書いているかどうか見せろ」と言って喧嘩になることもしばしば・・
今考えたら本当にウザいですよね。
自分がやられたらキレていただろうなと思います。
「ちゃんとやった?」と聞いたところで「やってない」と言うわけがない!!それを分かっているのに聞く私!そしてやっぱりやってなかったと分かると「やったって言ってたのに!」と怒る私。
ほんと、芦田愛菜ちゃんも言っていましたが「勝手に期待して勝手に裏切られたと思った」状態でした。つらい。
無理やり勉強させた結果。私の母の友人の話から思うこと
私の母の友人の話です。
彼女は子どもの世話があまり好きではなかったらしく、わが子(娘さん)を毎日毎日放課後にはどこかしらの習い事に通わせていたそうです。
子どもが家にいる時間をなるべく減らしたかったそう。
そして中学生時代、高校生時代もかなり勉強させて、彼女は偏差値の高い大学に進学したそうです。
そして卒業して「やれやれ」と思った瞬間
「今までお母さんの言うことをずっと聞いてきた。言う通りにしてきた。もうしない。これでいいでしょう」
と言って就職することも仕事をすることもなく、家に引きこもるようになったそうです。
それから何年も経ち、特に変化があることもなく今に至ります。
私はこの話を私の母親から聞いただけですし、本人からは何も聞いたことがないので詳細は分かりませんし、もっともっと色々なことがあったのだと思います。
この例は極端だとは思いますし、親に言われて勉強を頑張り、どんどん社会で活躍する場合もあるでしょう。その場合は親に感謝するかもしれません。
自分で企業して成功される方が増えてきたとはいえ、まだまだ学歴が高いほうが就職する企業にも困らず、収入も高くなる可能性があるのは確かなこの日本の社会。
ただ、そこに少なからず本人の気持ちや意思が無いと、生き生きと人生を送ることが難しくなる場合もあるのだなと。
本当に、何が正解なのか難しいですね。時々思い出す話です。
子育ての自分軸をつくろう
一時期流行ったワード「自分軸」
私もこの言葉大好きです。
これがあれば周囲の色々な情報に惑わされにくく、比較的ストレスなく過ごせます!
子育てに関して「これを1番大切にしよう」と自分が決めることが大切だと思っています。
子育てに絶対の正解は無いでしょうし、人それぞれでいいでしょう。
私は学歴を1番と考えるタイプではないですが、じゃあ全く勉強をやらなくても気にならないのかと聞かれるとそうでもありません。気にはなります。
そんな私が最も大切にしていることが
「自分で自分の人生に責任をもって生きる」
ことです。
私自分で考えて、納得して、自分で決めて行動できる人であってほしい。そして自分もそうでありたい。
何か真剣な話のときは「親のせいでこうなった」と将来言われないように言葉選びをかなり意識しています。
周りに影響されずに自分の意思で強くそう思うならば、軸が「勉強」「有名大学」「有名企業での就職」とかでも良いと思うのです。思い通りうまくいって親子で喜べるかもしれませんし、子ども自身もそれを望むならそれは素晴らしいことですよね。そうでない場合はちょっと大変そうですが。
またその自分軸を大切にして、その結果がどうなろうともそれを受け入れる覚悟でいることも大切だと思います。
余談ですが自分の責任で自分で決めてもいいとは言え、お年玉の使い方には思わず口を出しそうになりました(笑)
「えー!一気にそんなに使うの?」とか「それ買うの!?」みたいな。余計なお世話だと思いつつ。
「まぁ・・今後の遊びのために少しは残してね・・」と言いました。
おわりに
今回の記事を書きながら「私は子育てのこの軸を決めたとき、どうやって決めたのかな?」と色々と思い出すことができました。
それはやっぱり今まで読んできた本の内容だったり、手帳に自分の気持ちを整理したり、印象に残った誰かの言葉を書き出してみたりと自分との対話の時間を毎日少しずつ取るようにし始めてから固まってきたように思います。
思春期のお子さんがいらっしゃって、色々と難しいなと思われる方におススメの本をご紹介します。
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こちらはむしろ思春期のお子さん自身に向けての本なのですが、親御さんにもとってもオススメです!
子どもの気持ちも分かりつつ、親としてどんな考え方でいられると良いか、どんな言葉をかけると良いか、など参考なる内容が盛りだくさん。読んでて涙がでました。
こちらでは他のオススメの本とともに紹介しています ↓
入試直前のソワソワなこの時期、一緒に心を軽く乗り越えていけますように。
コメント
前回のコメント返事、嬉しかったな~ありがとうございます(*^-^*)
高校生らしくていい~、そうか~♬
ご長男は受験生だからこその勉強時間なのか!
そうなると、二年後の我が子も必死になっているかもしれないのか!
自分でヤバいと思って必死になるのが一番最強ですものね。
うんうん、それを待ちましょう~(笑)
わたしも修行をして思うようになったことは…
自分の意思で決めて行動させたいな、と。
親にあーだこーだ言われても、本人の意思ではないし…
子供本人に責任がないんですよね…
そう、だから、大学に行きたいなら行けばいいし…就職してしてもいい(*^▽^*)
そして、努力もしないで形だけの大学に行くなら奨学金でね、と(笑)
頑張ったことには親も協力するよ~と(笑)
今はこんなスタンスでいます(*^-^*)
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ハピハピさん
いつもありがとうございます~! バタバタしておりお返事が遅くなりごめんなさい!
そうそう。受験生で「このままだとヤバイ」と相当自分で思ったみたいですよ。
でもそうなるまでに私もかなり色々と考えたり学んだりしておりました。
そうですよね。自分の意志で行動してくれたら嬉しいですよね。
親の望む通りでなくて、本人が望む道を探してくれることが有難いですよね(#^.^#)
そう!ハピハピさんのお子さんたち高校生らしくて本当に良いですよ!!
そして、、遅くなりましたが今年もよろしくお願いします